2002年02月08日(金)  肴の目 其の弐。
魚の目の多大なる成長をまの当たりにして、昨日は病院へ行ったわけだが、
いかんせん、この成長した魚の目は痛すぎる。
少し圧迫しただけで脳天まで痛みが響く。
 
「治す方法は3つあります」医者が意味深な笑みを浮かべていう。
 
「1つは皮膚を柔らかくする薬を貼って、しばらくしてから削る方法」
「1つは塗り薬を塗って、飲み薬を半年程服用しつづける方法」
「1つは液体窒素を使って取る方法」
 
間髪入れずに僕は答える。
「半年薬飲み続けるやつでいきます」
痛いのはイヤなので。
 
以上のことを今日職場の看護婦さん達に話した。話してしまった。まずかった。
 
「弱虫!男でしょ!陰茎ついてるんでしょ!」
妙なところで専門用語を使われて、僕は陰茎ともども縮み上がってしまった。
 
「ちょっとこのベットに腹這いになりなさい!私が削ってあげるから!」
「いや、いいです。薬で治しますので。いいです・・・うわっ」
 
無理矢理ベッドに押し倒され、靴下を脱がされる。
「わっ!大き〜い!」と看護婦さん。妙に興奮する僕。
 
「ちょっと!来て来て!処置道具持ってきて!」看護婦さんが他の看護婦さんを呼ぶ。
「なになに〜わっ!魚の目〜!すご〜い!」目を輝かせる看護婦さん達。
なぜ他人の魚の目を見てそんなに目を輝かすのか。
 
「私に削らせて!」「ダメ!私が取るんだから!」「私もする〜!」
喧嘩をする始末。喧嘩の前に僕の意志はどこにいったのか。
 
というわけで僕を除いた話し合いの結果、一番最初に話した看護婦さんが魚の目を削り、
他の2人の看護婦さんが僕を押さえつける役になった。
僕はその話し合いの一部始終をただただ涙目で聞いているだけだった。
 
「よ〜し!ちょっとだけ痛いからね!」
鋭利なカミソリが僕の魚の目に近づい・・・てるはずだ。
僕は腹這いになり看護婦さんに抑えつけられて自分の足を見ることができない。
  
・・・・
 
・・・・
 
「イタタタタッ!!イタタタ!イターーーーー!」
 
激痛が全身を駆け巡る。
「ちょっと!動いたら削れないでしょ!あなた!上に乗って」
看護婦さんがもう1人の看護婦さんに指示を出す。
 
その看護婦さんが僕の背中に座り足を抑えつける。
背中にはフェロモン系看護婦さんの尻の感触。右足には激痛。
 
僕は
 
僕は
 
尻の感触だけで充分満足だから!

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