2002年02月04日(月)  6畳で起こる自己嫌悪。
あんなに近くで話したのに、2人の隙間が埋まるほどに、
何時間も、話をしたのに。
 
やっぱり、言わなければいけない、あの言葉が出ない。
 
受け身の人生ばかり送ってきたから、こういう時に、どうしていいかわからない。
この一言で、全てが変わる、はず。なのに。
貴女は何を恐れていますか。僕は何に怯えていますか。
 
その一言は、何を意味しますか。
 
僕はこれからどうなりますか。
 
「旅行に、行こう」
 
言ってみたのはいいものの、それは、フライングです。
言うべきことを言ってから、そういう行動へ移さなければいけない。
仮に、恋愛に「順序」という概念が存在してればの話。
 
僕の順序は滅茶苦茶で、キスをしてから振られたり、
何度も寝てから告白されたり、ある朝起きたらいなくなったりする。
 
告白っていうのは、儀式なんでしょうか。
 
「どこに行く?」
 
彼女も、僕のフライングに合わせてスタートする。
何かを忘れている。僕は何を忘れているか知っているし、彼女だって勿論知っている。
故意に忘れたんじゃなくて、
 
ただ、僕が、気が小さいだけなんだね。
 
駐車場まで見送る。
玄関で言おう。アパートの階段で言おう。駐車場まで歩くときに言おう。
車に乗るときに言おう。
 
「おやすみ」
 
・・・・・・
 
僕はこんなことを言いたいんじゃない。それは儀式じゃない。
僕は、自分の気持ちを、素直に表すことが、とても下手だから、
今夜も言えずにごめんなさい。
 
貴女は僕に合わせてゆっくりと待っていて下さい。
僕は僕なりに、フライングしても、そのまま全力で走る所存です。

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