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| 2002年01月15日(火) 告白/宣言。 |
| 昨日は昔の彼女が突然現れて僕のど肝を抜いたが、 夜はある女性とシックなバーでコースを食べながらディナーをした。 時は絶え間なく流れているのだ。 振り返っても、解決されることと解決されないことがある。 僕達はお互い、昔の残影を探し合ったけど、 結局最後に見つけたのは「虚しさ」と「空しさ」いわゆる「虚空」であった。 あれから、もう何年も経っているのだ。 君はまた遠い所へ帰ってしまうし、僕は夜に君と違う女性と食事をする。 2人きりで食事をするのは初めて。 僕は何かを思い悩んでいた口調で食事に誘われた。 そして、その予感は当たった。 それは、衝撃の告白だった。天と地がひっくり返るような、 実は地球は四角の形をしていたような、ニワトリが大空へ羽ばたくような、 醤油の容器の中からトンコツソースが出てきたような、 それはそれは衝撃的な悩みの告白だった。告白というか宣言であった。 僕は本当にその時飲んでいたワインを吹き出しそうになったほどだ。 僕は平然を装おうとする為に、そのワインを一気に飲み干して、 「あっ、そうなんだ」 と言った。声が裏返っていた。 今までいろんな悩みを人から聞いてきたけど、 今日の悩みが一番強烈だった。助言も方向性を与えることも難しかった。 僕は結局、話を聞きながらワインを一本空けることしかできなかった。 そのバーのカウンターで何時間も語り合った。ワイン1本じゃ足りなかった。 全然酔えなかったし、悩みを告白して、なんだかすっきりしているような女性を見て、 まだ帰ろうとは思わなかった。 時計が0時をまわった。 「店を変えようか」 後輩から電話がきた。 「今、飲んでます!先輩も来て下さい!女性と一緒!?関係ないっっス!!」 僕はこの後輩と今日の昼に食事をしたばかりだったけど、 話の雰囲気を変えるために、今夜は二つ返事でOKした。 10分後、待ち合わせのバーに到着。 後輩は、新成人でもないのに、 妙な色のネクタイをして、赤いシャツのスーツを着ていた。 世の中がとても明るく見えた。 |
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