2001年12月24日(月)  聖夜の3人。
彼女もいないので(作ろうともしないので)今年は1人淋しくイブを過ごすのか。
と思っていたが、MIUさんとアッコマンが救いの手を差し延べてくれた。
 
僕の部屋に2人のサンタがやってきた。
今夜はクリスマスイブキムチ鍋パーティ。
 
先に我が家に来たアッコマンと近所のスーパーへ買い物へ行く。
一言でキムチ鍋といっても、いざ買い物をするとなると、何を入れていいのかわからない。
よって「キムチ鍋のもと」のパッケージの写真を見ながら材料を揃えていく不慣れな2人。
「・・・これでいいんだよね」
「・・・いいんじゃないかしら」
というやりとりを連発する2人。
 
「あら、いつもの人と違うのね」
と何の気遣いもデリカシーもないことを言うレジのおばちゃん。
 
僕は仕事の終わったMIUさんを迎えに行き、
アッコマンは部屋に残り、キムチ鍋を作る。
 
「メリィークリスマス!」
そしてキムチ鍋パーティの幕が開けた。
アッコマンの不安は見事に覆され、立派なキムチ鍋が湯気を上げていた。
 
日頃は寂しい僕の部屋も、今夜は様々な色や形で彩られた。
クリスマスプレゼント。
MIUさんからはLEGOブロック。アッコマンからはCDとカレンダー。
クリスマスプレゼントって素直に喜びを表現できる。
なんだか、子供の頃に戻ったような感覚に浸った。
 
そして実際、僕は子供の頃に戻ってしまった。
 
キムチ鍋を1人中断して、LEGOブロック作成にとりかかる僕。
難解な面に差し掛かったらワインを飲んで、組み立ててワインを飲んで、
という大人なのか子供なのかわからない行動を繰り返す。
僕は玩具を目にすると、自制が効かなくなるのだ。
 
僕からは、大好きな匂いの香水をプレゼントする。
212とグリーンティ。嫌味のない香り。ささやかな空気を作る香り。
女性に香水をプレゼントするなんて初めてです。
 
アッコマンに貰ったCDを聴きながらクリスマスケーキを食べる。
これぞクリスマス。ワインとビールでほろ酔い気分のまま、音楽に耳を傾け、
生クリームとカスタードクリームを口につけながら取り留めのない会話をする。
 
気が付けば午前3時。
今年は、いつもと違った忘れられないクリスマスイブを過ごした。

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