2001年12月16日(日)  悪寒。焦燥感。
午前0時。明日の試験勉強を1分もしていない僕は、
今から小さなカプセルの中で教科書を開く。
 
という文章で昨日の日記は終わりましたね。
嗚呼、なんて頑張り屋さんなんでしょう。と思われた方もいるのではないでしょうか。
ごめんなさい。僕は、嘘を、つきました。
いや、教科書は開きましたよ。なんてったって明日は試験なんだから。
だけど、教科書に書いてある内容がさっぱりわからなかったのです。
 
「内容が難しい(認知)と感じて、冷や汗がでてきたら(生理的変化)、
はじめの会話に視線を戻して(行動)、情動や欲求が三つの側面と
いかに関連しているかを理解してほしい」
 
著者の望み空しく、残念ながら僕にはさっぱり理解できませんでした。
著者は物事を難しく考えすぎです。
そんな事ばかり考えているとロクな大人になりませんよ。
 
ロクでもない大人にならないために、僕は光速級の速さで教科書とまぶたを閉じ、
カプセルホテルに1階にある居酒屋へお酒を飲みに行った。
そっちの方がロクでもないじゃないか。と思われている皆さん。その通りです。
僕はご都合主義で快楽主義で楽観主義なのです。
民主主義の時代は、もう終わってます。
 
居酒屋のお姉さんと意気投合したりしてカプセル(カプセル!)に戻ったのが午前2時。
僕は何をしに福岡まで来たのだ。
居酒屋のお姉さん(といっても年下だったけど)の瞳がとても綺麗でした。
「君の瞳を見つけるために僕は福岡に来たのかもしれない」
とだけ言い残して、試験を棄権して鹿児島に帰ろう。
 
と、思っただけで、翌朝にはしっかりとあまりの不勉強に対し、焦燥する僕。
目が覚めて宇宙船の脱出装置の中にいるような自分に驚愕する。
ここはカプセルと理解するまで少し時間を要した。
 
試験は予想を反する問題で(実は予想もへったくれもなかったけど)、僕を困らせたが、
試験の内容以上に、寒さが僕を困らせた。福岡の12月ってこんなにも寒いのか。
煙草の煙なのか白い息なのか区別できないほど寒い。
 
早く鹿児島に帰りたいでごわす。

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