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| 2001年12月12日(水) 迷いの森の昆虫たち。 |
| ボクはアマガエル。迷いの森の迷いの川に住んでいます。 川から突き出た冷たい石の上で、毎日大きな目玉をギョロギョロさせて周囲を見渡しています。 一日中、石の上に佇んでいるので、川の流れや水位の変化に敏感です。 今日の川はゆっくりと流れています。 嵐の日もボクはこの冷たい石の上に佇んでいます。 ボクの為ではなく、川の為に。 ワタシはテントウムシ。迷いの森のコスモス畑に住んでいます。 ここは暗くて怖いけど、どこよりも静かで大好きです。 近くの川のアマガエルさんはちょっと大人しいけど、遊びに行くと笑顔で迎えてくれます。 コスモスさん達からアゲハチョウさんの話を聞いたことがあります。 コスモスさんも見たことがないらしいけど、綺麗な歌声と羽を持っているようです。 ワタシも一度会ってみたいな。 時々ミツバチさんが遊びに来ます。ミツバチさんの話はとっても面白いです。 この時ばかりは静かで暗いコスモス畑も笑い声が絶えません。 ワタシはアマガエルさんもミツバチさんも大好きです。 ワタシはアゲハチョウ。みんなワタシの綺麗な模様が入った羽を褒めてくれる。 花畑に行くとワタシは人気者。ワタシが羽を一振りさせるだけで 花達は歓声を挙げ、無数の花粉のシャワーを浴びらせてくれる。 花粉に覆われたワタシの羽をもう一振りすると、羽の振りに合わせて花粉たちも踊る。 ワタシはお花畑の人気者。 だけど迷いの森のコスモス畑は遠くて暗くて面倒臭いから行きたくないの。 ミツバチは喜んで行ってるみたいだけど、どうせ仕事のためなんでしょ。 コスモス畑でもワタシはきっと一番の人気者になれるわ。 ボクはミツバチ。女王バチの為に毎日花の蜜を集めることがボクの仕事。 蜜を集めるのは嫌いだけど仕事だからしょうがない。 あまり真面目じゃないのでボクはいつもいろんな花畑に寄っては そこの花達とお喋りをする。花の蜜なんて結局どの花でも一緒なのさ。 適当に仕事をこなすのが一番さ。花達に人気がある理由はそこなんだ。 ボクは必要以上に蜜を持って帰らない。決められた量だけ持って帰る。 あとは花達と話をする。迷いの森のコスモス畑には面倒臭いからあまり行きたくないんだけど、 コスモス達はボクが来ると喜んでくれるから仕方なく行く。 これが、いい人とやさしい人と都合のいい人とおひとよしな人の違いです。 |
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