2001年12月05日(水)  我ら東京地検特捜部。
アフガニスタン情勢を差し置いて、皇孫ご誕生は過去の話の如く、
どこのチャンネルをまわしても野村沙知代一色。
こういう類のニュースは午後2時からの低俗情報番組で垂れ流せば充分である。
 
約6億円の所得隠し。それがどうしたというんだ。
皆それを好奇の眼差しでブラウン管に喰い入って何が楽しいのだ。
僕も今日、去年のコートを出して、ポケットから2300円の所得隠しが発覚したが、
僕にとってはそっちの方が大ニュースである。
 
目糞鼻糞の情報を繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し。
「繰り返しお伝えします。本日、東京地検特捜部は野村沙知代容疑者を・・・」
呆れてしまって、そんなに繰り返さなくてもよろしいよ。
とニュースキャスターに優しく話し掛けたくなる。
 
皇孫ご誕生の時もそうだったが、日本のマスメディアは同じ内容を繰り返して時間をかせごうとする。
 
「次は、雅子様の幼少の頃からのお友達の父親からの御祝いのメッセージです」
なんだよそれ。誰だよそれ。
 
「次は、雅子様が通っていたお花の教室で一緒に学ばれていた御友人からの御祝いのメッセージです」
「雅子様、この度は本当におめでとうございます。
雅子様とはあまり会話を交わしたことはなかったのですが、この度は、云々」
ホントに友達かよ!
 
こうして考えてみると、マスメディアは無駄が多すぎる。
ニュースなんてものは、画面の上に申し訳なさそうに現れる
たった一行のニュース速報で充分なのだ。
そのニュースについてどう考えるかは、それぞれが考えればいい。
 
だから今回の野村沙知代容疑者逮捕の事件にしたって、
わざわざ衆議院選挙立候補や歌手デビューやはたまた写真集の件まで持ち出すことないのだ。
あぁ、無駄無駄無駄。
 
僕たちは毎日井戸端で暮らしてるんじゃないんだから。

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