2001年10月18日(木)  罪/モラトリアム。
罪悪感は主観的な感情だから、
 
これは罪だ
 
と本人が感じなければ、罪は罪ではなくなる。
しかし、罪を意識すると、それは本来の罪以上の罪を意識することになる。
 
罪というスイッチを押すか押さないか。ただそれだけのことだ。
 
罪悪感なんて幻想に惑わされてはいけない。
それは罪であって罪でないのだ。
 
僕が誰と寝ようが相手が誰と寝ようが
 
2人とも罪の意識を感じていなかったら、
それはただの男女のありきたりの行動なのだ。
罪を超越する人間本来の行為なのだ。
 
惑わされちゃぁ、いけない。
 
罪なんてものはお茶漬けを食べた後に考えればいいんだ。
 
だから今夜は君の元へ行こう。
道はもう交わることはないけれど、――それは小さな出来事でしかないけれど
今夜の意味の答えは、おそらく3年後、5年後に出るかもしれない。
 
今、確実に言えることは、
 
「僕達は今、罪のことを考えちゃいけない」
 
ということだけだ。
いずれ、僕は罪の意識に全身を蝕われることだろう。
今は一種のモラトリアムなんだ。自分の中の様々な思いを猶予する期間なんだ。
 
だから僕は大丈夫。心配しないで。
君も大丈夫。心配しないで。
 
月が鶏の鳴き声に侵食されるまで、一緒にいよう。

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