2001年09月24日(月)  傷癒えぬ間に。
前々から会いましょうと言っていた女性と、今日ようやく食事に行った。
  
女性にフラれた翌日に他の女性と食事に行くというのは、
どう表現すればいいのかわからないほど複雑だが、それは終わったことだし、
これからの僕は何かが始まることだけを考えていればいいのだ。
墓を掘り起こして線香を焚くような真似はしない。
  
彼女は控えめな話し方をするが、しっかりとした芯が通っている感じがした。
僕は芯が通った話し方をするが、控えめな心を持っている。
控えめな心と表現してしまったが、要は器が小さいだけである。
  
器の小さい僕は器の大きいポークカツを注文してしまい、
四苦八苦しながら胃の中に放り込んだ。
アルコールでもあればまだ食は進むだろうが、
今日は車ということと秋の交通安全週間ということで、
常識と善意と不安の元、ビールを1杯も飲まなかった。
  
それはほんの数時間の出来事だったが、
だいたい僕の性格を表現できる内容の話をしたし、
おおよそ彼女の性格を把握できる内容の話を聞いた。
  
次、出会うときがあるかわからないけれども、
次は、お酒を飲みながら僕達を取り巻く窮屈な仕事以外のことを
ゆっくり話したいと思った。
  
何かが始まることだけを考えていたいから。

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