2001年09月18日(火)  パスタからパターナリズムを学ぼう。
「あなたと居るとなんだか落ち着かない」
  
まーたー言ーわーれーたー。
  
また言われた。最近の恋愛はパターン化している。
予感も憶測も予兆もない。
僕はいつも寝耳に水を入れられる。
  
青じそと唐辛子のパスタを食べて、食後にコーヒーを飲みながらタバコを吸っていただけなのだ。
窓から見える午後の雑騒を眺めながら、次どこに行こうかしら。と考えていた矢先だった。
  
「あなたと居るとなんだか落ち着かない」
  
もう、こんな言葉では驚かないし動揺もしない。
なぜ落ち着かないのかという理由も考えないし問い掛けない。
僕が悪いのであって、君も悪いのだ。
  
僕が食べた青じそと唐辛子のパスタと君が食べたカルボラーナの組み合わせが悪かったかもしれないし、
僕のナイキのシューズと君のアルゴンキンのミュールの相性が悪かったかもしれない。
  
「あなたといればなんだか落ち着く」と言って
「あなたといればなんだか落ち着かない」と言う。
  
どこで、どうやって、僕は、君に、何を、与えて、何を、失わせてしまったのか。
  
兎に角、こうやって会うのも今日が最後です。
まだ、キスもしていない関係だったけど、恋愛感情を抱く以前の間柄だったけど、
楽しい、楽しくないの判断もできない回数だったけど、
  
もう、いいです。さようなら。
食事代は僕が払うし、帰りも家まで送るけれど、これで最後です。
  
やっぱり僕の重大な欠陥は、僕だけ見えないようです。
  
こんなに苦しんでいるのに。こんなに笑っているのに。

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