2001年08月29日(水)  住みよい社会。
血尿がトイレ3回に1度くらいに減ったとはいえ、
僕はまだ安静を保たなければならない。
しかも夜勤明けで昨日からほとんど寝ていない。
昼寝の時間には部屋の大掃除をしていた。
  
今夜はソフトボールの練習。
僕はまだ安静を保たなければならない。
回数が減ったとはいえ、現に3回に1度は膀胱から「血」が出ているのだ。
  
チームメイトから誘いの電話。
「今夜8時ですよ。試合が近いので絶対来てくださいね!」
「いや、今日はいけないんだ。膀胱から血が出てるんだ」
「膀胱から血?何言ってんですか!僕なんて小学校の頃、
ジャングルジムから落っこちて指の骨2本も折ったんですよ!」
  
こいつとは話にならない。誰か助けてくれ。
  
「絶対来て下さいね!ではグランドで!ガチャン・・・」
  
職場では性病と言われるし、チームメイトは強制的だし、
どうも現代社会は僕に優しくない。
  
ランニング、守備練習、打撃練習・・・気を失いそうになる。
僕はショートを守っていて先ほどの電話のチームメイトはセカンドを守っていた。
僕はチームメイトの元へ走り寄った。

「ごめん、少し休むよ。昨日から寝てないから気を失いそうだし、なによりも小便に行きたい。
かれこれ1時間ほど我慢してるんだ」
「なに言ってんですか!僕なんて小学校の頃、体育の」
「わかった、もういい。頑張るよ」
  
誰か助けてくれ。
  
2時間みっちり練習したあと、休憩。
もう走れないほど足が棒になっているはずなのに、トイレにはダッシュで行く。
グランドの暗くて臭いトイレで小さな無数の虫に襲われながら、小便をする。

そして下をうつむきながら呟きました。
  
「このままじゃ、治んないよな」

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