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| 2001年08月25日(土) ホテルの一室、億劫、発熱、赤、赤、赤。 |
| 午前9時起床。昨夜は体が重く、何をするにも億劫になり、 いくつかのやらなければならない事も全て放棄し、 食事も摂らず、電話も取らず、ソファーに横になり、 テレビをつけ、巨人が勝っている事を確認してから、目を閉じた。 今日から福岡に行かなければならない。 布団から抜け出る。体が重いのは、覚醒直後の倦怠感だけではなさそうだ。 まだ福岡行きの切符も買っていないし、ホテルも予約していない。 パソコンを開き、福岡行きの切符を買い、ホテルを予約する。 いつものホテルが満席だったので、違うホテルを予約する。 そうして不安の種が1つずつ増える。 淡い希望を抱いてトイレに行き、決定されていた失望を得る。 母さん、今日も赤いです。 冷汗を感じる。体が重くて冷汗が出る。 医療職じゃない人だってこの症状が意味することはわかる。 熱が、出ている。 体温計を手に取り、躊躇して、元の場所に戻る。 仮に38度だったとしても、福岡に行くことには変わりない。 特急つばめは僕にとって寝台列車以外の何物でもなかった。 重い体を線路の揺れに委ねる。 ガタンゴトンガタンゴトンゴトンガタンオトンオカン。 頭の中でビジネスホテルを思い浮かべて下さい。 と問い掛けたとき、10人中8人が思い浮かべる典型的なビジネスホテルに到着。 喜怒哀楽を自分の部屋の洋服タンスに置き忘れてしまったような顔をしている フロントの男と一言二言、形通りの言葉を交わし、 エレベーターに乗り、部屋の前に立ち、排泄したい気持ちを抑え、 ドアを開けようとするが、なかなか開かない。 焦れば焦るほどドアは強固なものとなっていく。 往々にしてビジネスホテルのドアは開きにくい。 今日はもう勉強しないで寝る。ふて寝。ぷぅ。 |
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