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| 2001年08月05日(日) 池袋 6 |
| 今日より「精神保健福祉論」。 この辺りの学問は、職場で専門的知識を養っているため、 昨日の「社会福祉原論」に比較すると、雲泥の差。 雲泥の差? どちらが雲でどちらが泥だろう。 まぁ、どっちだっていい。 求めるものは、講義の内容、若しくは過程ではなく、 単位修得という結果なのだ。 簡単な科目でも難解な科目でも、2日机に座っていれば1単位もらえる。 何もせずに机に座って、7月に自動的にボーナスが出る政治家と一緒だ。 要は偉い人の真似をすればいいのだ。 講義は、講師は何もせず、ただ退屈な精神保健的なビデオを流す。 質問すると、 「こういう質問が出ましたが、みなさんどう思いますか」 と生徒に答えを委ねる。 「それは現在の社会復帰施設が整備されていないからだと思います」 と目を輝かせてとある生徒が僕を見て答える。 生徒が生徒に答えを教えてもらっている。なんだこりゃ。 「次はこの社会復帰施設についてのディスカッションをしてもらいます」 痩せた金正日のような講師が言う。ディスカッションの定義が曖昧すぎる。 「次は果物の美味しさについてのディスカッションをしてもらいます」 と言っているのと同じだ。 レモンは酸っぱいし、イチゴは甘いのだ。 「ちょっとトイレに行って来ます」 グループの人にそう言って席を立つ。 教室を出て、トイレを横切り、廊下を渡り、階段を降り、校舎のベランダへ出る。 ズボンの左ポケットに入れていたタバコを取り出し、 あらゆる曲がり方をしたタバコをくわえて、溜息と一緒に煙を出す。 鹿児島から東京まで片道33000円。 今回、修得できる単位3単位。 講義を抜け出してタバコを吸っている生徒3人。 3本目のタバコを吸い終わって教室へ戻る。 「ウンコ?」 ニヤニヤしながら同じグループの女性がおおよそ都会的ではない下品なことを言う。 「3本出た」 ニヤニヤしながら僕がおおよそ都会的ではない返し方をする。 かといって九州的でもないのだが。 |
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