2001年07月08日(日)  昨日の続きではない。
最近は夜遊びが制限されていて、めっきり夜間は部屋で過ごす事が多くなったが、
夏の長い夜を6畳1間で過ごすのも、なかなか格別なもので、
衣類や本棚を整理したり、ただ寝転んで天井の染みを眺めて、「あぁ鳥だ」など考えてみたり、
冷蔵庫を何度も開けて、もしかして3回に1回くらいはジュースが入っているのではないかしら、
と考えてみたりする。

小説を読んでいると、携帯から「燃えよドラゴン」のテーマが流れる。
私の携帯の電話帳は男性、女性、家族、その他の4つのグループに分け、
それぞれのグループごとに着信音も分けてある。
「燃えよドラゴン」のテーマは男性からの着信を意味する。
ちなみに女性からの着信は「渡る世間は鬼ばかり」のテーマ曲。
実に渡る世間は鬼ばかりなり。

「金田一少年を見ろ」

友人は開口一番ワケのわからないことを言う。
どうやら「金田一少年の事件簿」のビデオを見て感動したらしい。

「そういう、自分の感動を無理矢理他人に押し付けるのは、よくない」
僕の好きな小説を他人が読んでも面白くないように。
「じゃあ、飲みに行こう」

全く話に繋がりがない。金田一少年を見ないと言ったら飲みに行こうだなんて。
「ボーナスが出たら飲みに行こう。今日は忙しい」
「忙しい?何をしている」
「寝転がって、小説を読んでいる」
「そうか、じゃ、また電話しろ」

友人は、私のボケに全く相手することなく電話を切る。
そんな友人、もう15・6年の付き合いになる。いわゆる幼なじみ。

僕は、まだ、この友人の全体像を把握できない。

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