2001年06月10日(日)  結婚式道中(後編)
というわけで、
『行きは良い良い帰りは酔い酔い!マイクロバスよ!私を地元に連れてって大作戦!!』(相棒命名)
を決行する事になった。

式が終わるとすぐ車に乗り込み、道路脇に停めて、
30メートル程後ろに停車しているマイクロバスをバックミラーで確認する。

「なんだか探偵みたいだ!!」相棒大喜び。ちなみにこの相棒、披露宴でかなり飲んだ。
「探偵はそんなにはしゃがないよ、じっと時が過ぎるのを待つんだ」
すっかり僕も探偵気分である。

20分程で全員乗り込んだらしく、バスが出発する。
「追え!!あの悪党どもを追うんだ!!」酔っ払いの相棒が叫ぶ。
悪党がマイクロバスになど乗るものか。

バスは田園風景の中、そして山の中、なんと砂利道まで走る。
「さすが近道を知っているバスの運転手さんってスゴイねぇ」
国道から見事に外れた、地元の人しか通らないような道をバスは走る。

30分程走ってバスが停車する。

乗客全員がバスから降りてくる。ん?トイレ休憩だろうか。
しかし、トイレなどどこにもない。周りは普通に家が建ち並ぶ普通の道路だ。

初老のおじさんが僕の車の元へ走り寄って来る。
「あそこの駐車場に停めて下さい」
なんのことだ。僕までトイレ休憩をしろということか。どうも様子がおかしい。

突然、頭の上に「!」マークが現れる。まさか・・・。
僕は車を飛び下り、マイクロバスの全面へ走る。そしてバスの運転席の上を見上げる。

「新婦様ご一行」

!!!僕が一生懸命荒れ道を運転して追ってきたこのバスは新婦の家族や親戚が乗っていたバスだった!!!
ってことは・・・・・ここはどこだ!!!新婦の実家!!!
おい!!大変な事になったぞ相棒!!迷子になっちまった!!これじゃ今日中に家に帰りつかないぞ!!!

って相棒寝てる!!!

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