| 2010年01月23日(土) |
初めての福飴売り (ぴろぴろ) |
年が明け、気がつけば、1月ももう下旬となってしまいました。
協会では、年明けにみなさんからの年賀状をわいわい言いながら楽しんだのもつかの間、 すぐに毎年恒例の今宮戎での福飴売りの準備がスタートしました。
新人の私は、今回が初めての飴売りで、 どんな感じなのかドキドキしながら本番を迎えました。
事前に、先輩職員に防寒対策はどうしたらよいか尋ねると、 口ぐちに「シャカパンは必須!」と言われ、シャカパンなるものを買いにいきました。 (内側がモコモコの起毛素材になった防寒ズボンで、普通のズボンの上から履きます。) 他にも、膝下まであるジャンパー、腹巻き、あったか肌着、厚手の靴下、カイロ…など、 とにかく寒くないようにいろいろと用意しました。
いざ当日を迎えると、好天に恵まれ、それほど冷え込みも厳しくなく、 まさに「えべっさん日和」であり「飴売り日和」となりました。 私は、関西出身ではないため、えべっさん自体が初体験で、 威勢のいい「商売繁盛、笹持って来い」のかけ声や、華やかな福娘たち、 笹の飾りや熊手の飾りを売る出店が並んだ露店のにぎわいなどが物珍しく、 見ていて楽しかったです。
協会のお店では、おなじみの「福飴」と、昨年からラインナップした「福豆」に加え、 新商品として「きなこ」「青のり」「いりごま」も登場!! 初めて目にする山積みの飴の缶に「こんなにたくさん売れるのかな」と思ってしまいましたが、 私の心配をよそにどんどん缶の山は小さくなっていきました。 今年は、開催日が土・日・祝と重なったこともあって人出が多く、 3日目の午後には、福飴・福豆が売り切れ、新商品が数袋残ったものの、 お陰さまで例年より早い16時に店仕舞いとなりました。
この3日間、たくさんのボランティアさんがお手伝いに来て下さいました。 毎年手伝って下さっている方も多く、みなさんテキパキとされていて、 1年目で勝手がわからずまごつく私にいろいろと教えて下さいました。
また、養(里)親さん&子どもたちが飴を買いに来てくれたり、 成長した子どもさんがお店の手伝いに来てくれたり、施設の職員さんが来て下さったり、 「毎年ここの飴を買ってるよ。頑張ってね」と応援してくれるお客さんがいたりと、 協会は本当に多くの方とのつながりの中で支えられているんだなぁということを 身をもって実感した3日間でした。
1年目の飴売りは、正直なところ「何が何やらわからないうちに過ぎてしまった」 という感じでしたが、来年はもう少し余裕を持って臨めるといいなと思います。
無事に飴売りを終え、ほっと一息……と言いたいところなのですが、一息つく間もなく、 開催まであと1週間に迫った「里親制度普及市民フォーラム」の準備に追われています。 頑張って1月を乗り越えたいと思います。エイエイオー!
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