| 2005年01月30日(日) |
こころの洗濯 (まじまじ) |
先日、久々にコンサートへ行きました。
新垣勉(あらがきつとむ)さんというテノール歌手の方で、 作業所の建設のためのチャリティコンサートでした。
たまに、なんでもいいからCDを買いたくなる時があり お店をうろうろして買った1枚で、 「目を閉じて陶酔して歌っているなあ、この人」と思って 購入したのですが、実は視覚障害のある人であったという・・。 沖縄出身で、米軍兵士と日本人間に生まれたこと、生後まもなく 失明したこと、牧師であること、全部あとから知りました。
コンサートでは、なかなかおしゃべり好きな方で、ギャグ満載。 「アヴェマリア」など有名どころを多く歌われた後、 最後は「千の風になって」という曲でした。 作者不詳の英語詩に、新井満氏が訳詩を付け作曲したものです。
私のお墓の前で 泣かないでください そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に 千の風になって あの大きな空を 吹きわたっています
冒頭で少々ドキッとしましたが、 身近で亡くなった人のことを、会場の人全体が それぞれに思い出しているような気がしました。 悲しみがよみがえる人もあるのかもしれませんが その人の思い出と穏やかに向き合える歌のようにも思いました。
新垣さんの声で余計にそうなったのかもしれませんが、 久しぶりにこころの洗濯ができた時間でした。
|