| 2003年07月31日(木) |
ふれあいキャンプ後記4 (がみがみ) |
というわけで、ふれあいキャンプ後記・完結編(!?)。 ちょっと長編です。
今年のふれあいキャンプは、例年とは少〜し様子が違いました。
初日のお昼、現地に到着してホールで「集合」した時、 子どもたちが、みんな前を向いて、ちんと座って、 おとなしくYMCAのリーダーさんの話を聞いている姿にびっくり。 いやいや、そんなの当たり前やん・・・とお思いでしょうが、 例年のうちの子どもたちのエネルギーは相当なもので、 なかなか「おさまる」ことがなかったのです。 「集まる」こと自体にも、非常に時間がかかるし、 集まっても、あっち向いて、こっち向いて、話を聞いてないとか、 あっちで小競り合い、こっちで小競り合い・・だったりとか、 「子どもらしい」といえば子どもらしいのですが・・・(^-^;;) それが、今年は、わりと「普通」だったのです。 3日間を通して、「ここ」という時には落ち着いて動けていました。 これはプラス評価すべきポイントなのでしょうが、 私からすると、ちょっと物足りなかったりもして(笑)。
今年はキャンプ場も、何かにつけて「きっちり」としたところ。 下見の時からその片りんは垣間見えたのですが、 野外炊さんの鉄板は一点の汚れもなく返してもらわな困るとまで言われ、 YMCAの鉄板をお借りして持って行ったくらいです。 3日間のあいだにも、いろいろありました。 野外炊さんで借りた「ざる」は、網目のひとつひとつに何もはさまってないか、 太陽の光に透かしてチェックされるとか、 食器を洗って拭いたけれど、うっすらと湿ってたので拭きなおしとか、 ゴムボートは終了後、水滴をきれいに拭いて返さなあかんとか (これは、子どもらに「拭き拭き隊」を結成させると、盛り上がってやってたけれど)、 毛布のたたみ方はもちろん、押入れに直す時の向きも決まってたりとか (私たち大人チームは、最終日のチェックで「やり直し」を命じられました(笑))、 各プログラムの時間の確認がきっちりきっちりしてたりとか、 まあ、当たり前といえば当たり前のことばかりなのですが、 これまで、のびのびのんびり(だらだら?)キャンプを経験してきた私には、 もう、きゅうくつできゅうくつで・・・(^-^;;) 常に心の中では「いちいちうるさいんじゃぁ〜っ!」と叫んでおりました。
最終日のプログラム、木工クラフトでは、「焼き板」をやったのですが、 いるかやうさぎ、ふくろうなど型抜きされた木の板をバーナーで焼いて、 きれいに木目を浮き出させて、金具をつけて、 アクリル絵の具で模様や名前を描く・・・という段取り。 子どもたちはなかなか楽しげに取り組んでいました。 が、クラフト館の指導者のおばちゃん(←『先生』と呼ばないと不機嫌)は、 せっかくきれいに浮き出た木目の上に、ベタベタと色を塗るのが許せないらしく、 「そんなに色塗ったら、せっかくの木目が台無しや! そんなんやったら、焼き板せんでも、紙を持って来て描かしたらええねん!」と プリプリ怒っておられました。 「好きにやらしてくれたら、いいですやん〜」と思いつつ、クラフト館を後に。 おばちゃんは最後に、「また来てくださいね」と見送ってくれましたが、 「もう、二度と来ないと思います・・・」と心の中で返事。
そんなこんなの3日間でしたが、それなりにこなしていけたのは、 今年の子どもたちが、例年になく(?)「落ち着いていた」というのと、 各グループのリーダーさんたちの適切な仕切りと、 まとめ役(?)のYMCAのスタッフさんがテキパキしておられたのと、 ・・・のおかげだと思われます。感謝、感謝。 特にまとめ役のMリーダーさんは、常に2・3つ先のプログラムを見通しながら、 ほんとにテキパキと動いてくださってました。 私たち職員はといえば、2つ3つ先どころか、一つ前のプログラムを 「ははは。楽しかったよね〜。盛り上がったよね〜」と振り返っている始末。 隙があれば、部屋でだらりんと寝転がっている姿を、 他のグループのリーダーさんに何度も目撃されてしまいました。 私たちが仕切っていれば(・・って、端からムリですが)、 あの「きっちり」したキャンプ場の職員からは叱られっぱなしだっただろうし、 無事にすべてのプログラムをこなせたかどうかも???
心配されたお天気の大きな崩れもなく、ほぼ予定通りのプログラムを楽しめたし、 大きなケガも病気もなく、みんな元気に帰ってこれたし・・・で、 今年のキャンプも大成功(自分の中では)でした。 来年は、もうちょっと、のびのびのんびりキャンプもいいなあと思いつつ。 子どもたちが、「また来年も行きたいなぁ♪」と思ってくれてたらいいなあ。
というわけで、 ワーカー日記平日連日更新、無事に達成♪♪
|