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2003年10月06日(月)
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| しっかりして下さい |
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ここ数日、何やら気分がクサクサする事が続いた。
金曜日の夜。 買ってきた芋の天ぷらを食べている最中に電話が鳴った。 慌てて飲み込んで電話に出たら、母上だった。
「あれ?アンタ家に居るの?」
居るから出たんでしょうが。っつーか、居ると思ってかけてきたのでは? 訝しげに「いるさ」と答えると母上曰く、
「今、駅のところでアンタソックリな人が居て。何してんだろう?って思ったのよ」
とのこと。
「一歩も外に出てませんが。今、芋食べて喉に詰まりそうだから」
とぶっきらぼうに答えると、慌てて母上は電話を切った。 ほんと、もう少しで芋が喉に詰まるところだった。 しっかし、近所に自分ソックリの人間が居るっていうのは気味が悪い。 思えば、数年前にも母上同じ用件で私に電話してきた記憶が・・・ 大丈夫かよ母上。 大体、私だと思ったにも関わらず私の家に電話してくるその行動は意味不明。
翌日の土曜日の午後。 今日中に返却しなければならないビデオを観ていた。 例え家で観ていても、私は映画を中断するのが好きじゃない。 最初から最後まで通してのめりこんで観るのが好きだ。 観ていたのはサインという映画。ちょっとばかしドキドキするシーンだった。 そんな時に電話が鳴った。 母上からだ。第一声が、「あれ?電話が遠いわ」で。 「なにさ?」と答えると、「ああ、大丈夫みたい」と言った後、
「いやね、昨日、芋が喉に詰まるとかって言ってたから大丈夫かと思って」
と言われた。
「あと少しでヤバかった」
と答えると、
「そう。大丈夫ならいいのよ。じゃぁね。」
と電話が切れた。 たった、それだけなのか? これは、芋が喉に詰まった娘を心配する母心と受け止めて良いのだろうか? どうも、母上はタイミングが悪すぎる。
で、どうせ中断したので、ついでに例の土地調査だかの回収員の彼女に電話をすることにした。 調査票を土曜日に取りに来るとメモがあったのだが、会うのが面倒なのでポストに入れておくからと伝える為だ。 電話をすると、すぐに彼女と思しき人が出た。 「土地調査票の件でお電話したんですが、本日夕方いらっしゃるとのことで。」 そう伝えると、相手は私の住所を聞いて来た。答えた。 名前を聞かれた。嫌だったけど答えた。
「え?○○さん?」
驚かれた。身に覚えが無いとでも言うのか? 「え〜○○さん?え〜・・・」と相当分からない御様子。
「担当者に私の名前が書かれてますか?」
とまで聞かれ、まるで私が間違って電話してきてるかのように疑われた。 これには思わず笑ってしまった。
「ええ。だからお電話したんです。それに、何度も家にいらしてますけど?」
笑いながら言ったので馬鹿にしたように聞こえたかもしれないが構わない。 それでも、彼女は分からないらしく、すごい悩んでいた。 なので、私は思わず「私の家を選んでいらしてるんですよね?」と確認した。 すると、
「地図でここと指定されたお宅に伺っているので、全世帯じゃないんです」
と少々トンチンカン気味だが意味は分かる答えが返ってきた。 そんな事だろうと、私の方は分かっていたので名前を最初名乗らなかったのだ。 地図で指定されているのであれば、住所で分かりそうなものなのに、彼女はあくまでも名前に拘っているらしい。 会って無いのに、名前が分かるはず無いだろう?と私の方が先に気付いてしまった。 「でも、○○さん?・・・」と悩み続ける彼女に、私は仕方なくヒントとしてアパートの色を教えてあげた。 すると、
「ああ、○○の側の。」
と返事が返ってきたので、
「そうです、○○というか△△がある」
と○○に付随する目立つ物を答えると、どうやらその△△は気に入らなかったのか、知らなかったのか
「△△というか、□□の前のアパートですね?」
とようやく分かっていただけたようだ。 正確には□□は斜め前だが、指摘するとまた混乱されそうなのでしないでおいた。
「お宅だけお名前が分からなかったもので」
というのが、彼女の言い分だった。 家だけ分からなかったのであれば、逆に分かり易いような気がするが・・ まぁ、仕方無い。人にはそれぞれ要領が良い悪いはあるもんだ。 ともかく、ポストに入れておくので持ってって下さいと伝えて電話を切った。 そして夜、買物に出かけたついでにポストを覗くと、受け取りましたメモが入っていた。
日曜日。 気付いたら12時間も眠っていたらしい。珍しく爆睡できた。 でも、どうも最近睡魔が酷く、数時間後にまたウトウトし始めた。 ちょうど気持ちよ〜〜〜くなった所でまた電話。
「こちら、○○と申しますが、あるひさんいらっしゃいますか?」
プロバイダーからの電話だ。 私ですと答えると、ADSLキャンペーンのお知らせだと言われた。 説明が開始されてしまったので、さえぎって
「あの。つい先日、ADSLになったばっかりです」
と言うと、
「弊社のでしょうか?」
と確認された。
「そうです」
と答えると、嬉しそうに「有難うございます」と言われて電話が切れた。 申し込んだのは8月末なんすよ? 最近なら行き違いで営業しても笑って流すけど。 申込状況ぐらい、ちゃんと確認してから営業してください。
ついでにお客さん。 ADSL設定している最中に電話してきて、急ぎというので折り返したら来客中だからと言われ。 10分後と言われたので心して待てど暮らせど電話は来ず。 ようやく夜遅くにメールが来て、昔のファイルの再送依頼。 お客さん曰く、PC壊れたと。 壊れたのはもう、3回目だったような。 そんなに何度も壊れるようなPCを使っちゃダメでしょうが?
もっとついでに社長さん。 先週、お客さんに連絡してね?って言ったのにしてないらしく、お客さんから督促メールがくるし。 発注になったと自分でメール寄越しといて「発注だっけ?」って聞いてくるし。 仕事が来すぎて社長がまとめないもんだから、私の頭まで混乱気味。 今週は更に仕事が入る予告を先週末に貰ってるし。
頼むから。 皆、しっかりして下さい。
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