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2003年08月05日(火)
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| 誉めてるのか? |
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先日から、ものすごい脱皮を開始した私の腕は、間もなく一皮剥け終わる状態。 先週の日曜日の天気にものの見事に裏切られ、無防備な腕に直射日光を6時間に渡り浴びた結果がこれだ。 なんつっても、手の甲の皮まで剥けるという凄まじさ。
さて。 時々、男性から言われて「それは誉めてるのか?けなしてるのか?」と悩む事がある。 多分、事実を言ってるだけのつもりだろうが、あまり言われて嬉しくないのが現実だ。
現在のように脱皮する前。その原因を作った3日後。 くっきりと、それは見事に半袖焼け&足はサンダルの×紐模様焼けを起こしている私を見て。 お相手はこう言った。
「お前、メラニン色素が多いんだな」
はぃぃ? どーゆー意味さ?と尋ねると、 同じように海のそれもコンクリートの上で直射日光を浴びたにも関わらず。 真っ赤に腫れもせず、綺麗に黒くなった私の肌。 それに比べてお相手は、何度焼いてもすぐ赤くなり。すぐに皮が剥け。一向に黒くなっていってくれない。 だから、お前は俺よりもメラニン色素が多いのだと言うのである。 それは、私の特権なのか?羨ましいのか?
「私ね、メラニン色素が多いから、キレーに焼けるのよん♪」
おほほほほ・・・・ なんてーーーーーーーーっ威張れるかっつーの。
そんなことがあって、急に思い出した。 むかーし若い頃。 付き合いだして間もなくの彼に、
「膀胱が大きいんだな」
と言われた。 その彼は、とてもドライブが好きで、いつも遠出もなんのそので連れてってくれたのだが。 たびたびトイレ休憩が結構あった。 コンビニ、スタンド、パーキングエリア、ファミレス。 ドライブしているのか、トイレの梯子をしているのか分からない。 広大な敷地の例えば彫刻の森みたいなところで、のんびり散歩中も
「ちょっとトイレいってくる」
と行っては、姿を消す。 景色の良いところに車を止めて、カップルならではの時が流れるその時も
「ちょっとトイレいってくる」
って、お前。トイレは無いってば?どこ行くね?状態。
その都度、ご親切に、「お前は?」と聞かれるのだが。 なんせ私は妙な神経質で、公衆トイレには出来る限り入りたくない。 それに、付き合い始めの乙女心にとって、「トイレ」はNGワードなのだ。 恥ずかしいのだ。飲み物すら控えてしまうほどに、極力避けたい現象なのだ。
そんな乙女心も知らずに、あいつは、毎度「私はいいや」と断る私に向って
「ふーん。膀胱デカイんだな」
と言いやがった。 乙女に向って、「膀胱デカイ」なんて普通言うかよ? まぁ、彼は自分が頻尿であることが、恥ずかしかったのかもしれんが。
だけど、その彼は矛盾していた。 とあるCMを異常に嫌がる男だった。 今でこそ、堂々と数種の薬をCMで流してはいるが、あの頃は一社だけだったと思う。 「女性のデリケートな部分の痒みに」 そんなキャッチだった。勘の良い人ならお分かりだろう。 そのCMを見て
「(女性の)こういう事は、知らされたくないなぁ・・・」
と言っていたのだ。 そういう事を知りたくないほど、女性に対して幻想があったという事だ。 極端に言えば、アイドルは「大」はしないという思いたがるのと同列の思考を持っている男だったのだ。
だのに、あんた。 大好きな彼女のその体の中に、実は「デカい膀胱」があるって・・・ どういう? 「頻尿」VS「デカ膀胱」だとしたら、私は「頻尿」を取るね。 トイレが近いの・・・って言う方が、「デカイからぁ・・・」って言うよりよっぽどマシじゃぃ。
思うに。 良く言えば、細かい神経を持った(要は少しの事で傷つくらしい)男に限って、こういう発言が多かった気がする。 この二人の共通点は、
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