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2002年10月28日(月)

馬券

日曜日の天皇賞。
競馬をドキドキしながら見るのは、初めてでした。

金曜日の晩。
「馬、買うなら、選びな」とお相手に言われ、
私は、単なるで○をつけ。
「枠で買ってよ」と千円を渡しました。

お相手の予想はと言えば、「16-17」「16-14」「14-17」。

結局、土曜日の購入しに行く直前になって、私は枠と同時に馬連でも同じ馬番を選び、
お相手の掛け金、各千円の三千円。私も各千円で二千円の合計五千円という、
しみったれたお金を握り締めて、ヤツはいそいそと出かけて行きました。

土曜日、私は仕事で自宅に居たところ、夜になって電話をしてきたヤツは

「なんか、お前の馬券、当たってる気がする」

としきりにブチブチ言っておりました。
その夜、仕事を終えて23時頃にお相手の家に行っても、ずーーーっと
「馬券売り場で、お前のが当たる気がしたんだよなぁ」
と語っており、しかし私は、
「こいつの勘は、逆に不安だ。ハズレちゃうかもしれない」
と心配になり、眠ったのです。

そして、当日。
午前中からどこかへ出かけ、何故か酒を飲んで帰って来た態度の悪いお相手は
「行列のできるラーメン屋」で、店主の態度の悪さにブチ切れ、自宅に戻った後、眠ってしまいました。
よって、私は一人で競馬をテレビでワクワクドキドキしながら見ることに。

はい。結果。
1着 8番 シンボリクリスエス
2着 1番 ナリタトップロード


はははははっははっははっ



当たっちゃった♪



いやぁ、何てことでしょうね?
10年前に、同じ職場の同僚が競馬好きで、一回買ったことあるけど(しかも100円(爆))
それ以来、初めて買ったのですわよ?
たかが、千円しか賭けてないけど、何の労力もせずに手に入る一万七千二百円は、光って見えますっ!

笑いが止まらず、この興奮を伝えたくてもお相手は眠っており、我姉妹が私の喜びの犠牲となりました。
人に「おめでとう」と言われたのは、何年ぶり?10年以上ぶり?って感じで心地よいっす。

私が何故に、その馬券を選んだかと申せば。

だって、自分の誕生日なんだもん♪

っつー、良くある一般人的な発想でして。
競馬を知って、考慮したお相手の選んだ14番と17番は、3-4着でした。
惜しいと言えば、惜しい。
チミは、よく研究をしたのだと思うよ。うん。
しかしですな。チミの本命は

16番 ダンツフレーム

だった訳で。
そのお馬さんは、14位という、どーにもならん結果だった訳で。
いっくら、悔しがっても、どー言い訳しても無理な話なのですわよね。
だって、なんで、お相手が「ダンツフレーム」を選んだかと申せば・・・



ダンプで事故る夢見たから



なんですわ。
そりゃ、あまりにも逆に運が無さそうで不吉じゃありませんかね?

確かに、彼の勘は「お前の馬券が当たる気がする」と言っていただけに、悪くは無いと。
しかも、その前々の週だったっけ?も、なんかあって、お相手は買いに行くと家を出たのに
「気分が乗らなかった」と言って桜木町まで行ったのに買わずに戻ってきました。
確かに、買わなくて良かったでしょう。ハズレだったもの。

途中までの勘はいいのにねぇ・・・・・

この結果を聞いた我姉妹は、お相手のことを
「なんだか、どこまでも不運で、可哀想になってくる」
と申しておりました。
ええ。私も、ちょっとそう思います。

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