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2002年10月26日(土)

レッド・ゾーン

今日は土曜なのに仕事だ。
しかしだ。昼前に社長から電話があり「15時ぐらいかなぁ」と言われた。
そして、今、また電話で「あと3時間ぐらいかなぁ」と言われた。
バルサンをしたくても、雨では窓をその後開放できないので、無理。
社長は申した。「言い訳していい?」と。「どうぞ」と答えると
「いやぁ〜。昨日、仮眠しようと思ったんだよ。一時間。一時間だよ?」と。
「一時間眠ったハズなのに、起きたら7時間眠ってたんだよっはははははは」と、
嬉しそうに語ってくれた。一応、
「普通の人より眠ってんじゃんっ!」と突っ込んでおいたけど。トホホである。

さて。
このところ、虫嫌いには堪らない日記が続いているが。
そんな訳で、私はムカデ君捜索もせず、PCの前でボーーーっとしている。

と、前前から思うのだけど、私という人間は気配が非常に少ないらしい。
お相手の家に行っても、ゴキちゃんが出るのは決まって私が一人で居る時だ。
しかも、目の前を平気で通過するから困ったものだ。
虫なぞというものは、怖がりだからして、人の気配がある時は逃げるハズである。
現に、外で何やら大きな物音がすると、我家の蜘蛛君たちはビクっと動くのだ。
だのに、私の目の前では平気で姿を表し、遊びまくっている。
私は、その辺の置物と変わらないぐらい、気配が無いと判断する。

と、そんな感じで、今日も私のすぐ横の壁では、蜘蛛君が一匹遊んでいる。
あまりにも、仕事待ちで暇なので、しばし観察してみることに。
その前に、分かり易いようにPCデスクのある場所の間取りをば。


こんな図を作ってる時点で、どれほど私が暇かが分かってしまうだろう。

私は○印の椅子に座って、すぐ右手の壁にいる蜘蛛君に注目していた。
タンスと押入の壁の間には、1cm ほどの空間を開けてある。通気のためだ。
図では、赤く示した場所なのだが、ムカデ騒動以降、色のとおり、私にとってレッドゾーンとなった。
マウスを使う私の右手にある、その隙間が、虫君にとっては好都合に思えるのだ。

蜘蛛君は、上へ向って押入側の壁を歩いていた。
そして、ふっと、そのレッドゾーンを覗き込む仕草をするのだ。
「入ってみぃ〜。いいから、いいから。」
と、心の中で蜘蛛君の後押しをするのだが届かず、ちょっと覗いては、また上へ歩いていく。
数歩歩いては、レッドゾーンに近づき、その中を覗く。
その行動に、私の恐怖が掻き立てられた。

蜘蛛が恐れるっつーことは・・・・居るの?

「居る」とは、勿論、ムカデ様のことであり。
もう、5日目を迎え、未だに行方不明の大ムカデ様のことであり。
あまりにも怖いので、蜘蛛君を人身御供にしようと思った。
そこで、なかなかレッドゾーンに入らない蜘蛛君を、背後から指で急き立ててやった。
すると・・・・蜘蛛君は、レッドゾーンをピョンっと飛び越え、タンスの壁伝いに消えて仕舞われ。
あえなく作戦失敗っ ちくしょーーーっっ

考えてみたら、私の部屋にはレッドゾーンがいっぱいだ。
壁にかけた絵の裏なんて、良さそうだ。
電源が入っているビデオなんてぇ〜のも、温かそうで、良さ気だし。
それより何より、一日の大半使っているPCなんて、冬場にはこの上無く居心地が良さそうではないか。
PCのハードの箱は、足元に2台ある。
足元・・・風呂場用スリッパを履いてはいるが、万全では無い。

っつーことで。
ドカタのおっちゃんみたいに、ジーンズを靴下の中に入れて履く事にしようと思う。

それより何より、隙間もヒビ割れもあるこの家を、虫に譲って私が引っ越そう。
どうか、引越し資金の為にも、明日の天皇賞。当たりますように。

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