寺本写真館職員日報
寺本写真館



 実力主義。

昨晩7時からの会議に何故1人だけスーツだったのか、
みんな疑問に思っただろうが、1番不思議だったのが
俺であったのは間違いないと感じたてらだです。
違和感がありすぎる…。
成人式以降着た記憶が…。昨日?

そんな訳で何故スーツだったか。
そう、おとといの日記で書いたように、昨日は例の事務所に
ほぼ面接の形で行ってまいりました。

先生と会って、簡単な自己紹介の後、改めて自分の写真達を見せて感想を頂きました。
感触は悪くなかった(のだろうか)と思う。

カメラの思いっきり専門的な話(マニアックすぎ)から、この仕事の話、今後の人生まで、様々なことを話した1時間半。

「えっ、もうこんな時間かいな!」と思うくらいあっという間の時間を過ごした。でも、すごい話しやすい方やったからそんなに話し込めたと感じた。


まずは肝心の結果から話した方がいい?


簡単にいうと「条件付採用」というのが正しいのかな?
それでも半分採用ってのがすごい。

どういうことかっていうと、新人はまず何ヶ月かセミナーを受けるっていうのは昨日の話でちょろっと触れたけど、もちろん寺田もそこに組み込まれる。

そこで習った事(カメラからグラフィックまで)を踏まえて、何回か実際に写真を撮って見て、最終的に数人をふるいにかけて、合格した人がバイトとして週2回仕事に行けるという形らしい。

山あり谷ありやね。

それだけならまだしも、何とこの私、もう現段階セミナーをずっと受けてる人より3ヶ月遅れてのスタート。

要するに、かなりの試練をいきなり負っちゃったのね。

でも何か「ドラマみたい!」と思った俺、どうか「M」ではありませんように…。

その面談でホンマ色んな話をして、すごい楽しかってんけど、1つ気になった話があるねん。

「寺田君は学生やけど、こっちの仕事にどれくらい割ける?」
「100%割くつもりでいます。学校も休学するつもりでしたし。」
「東京都とかに興味はあるの?」
「そういう仕事ならどこでも行きますよ。」

その人は結構有名な人で、もうすぐ東京に行くかもしれないとのこと。そこに同行できるかと聞いてきた。

はっきり言って、写真で仕事ができるなら大阪でも東京でも構わないと考えてたから、ちょっとびっくり。
まぁまだ全然決まってもない話なんやけど。

っていうか、まず俺が残らなあかんしね。

でもちょっとおもしろそうやわぁ。行けるものなら…。

そういう話もあったり、ちょっとシビアな話もあったり。
うれしかったのは「今のうちのカメラマンにロケ(外)で撮れる人が少ないから、ここまで寺田君が撮れるんやったらうれしいなぁ」的なことを言われた時。

少なくとも自分の写真を評価してくれたんだ、と。

週2回のセミナーをこれから受けていって、最終的にいつ決定するのかわからんけど、精一杯やっていこうと思う。

いきなり3ヶ月もの差を埋める事から始まるけど、これからこの世界で生きていこうと思ったら、それくらいは跳ね飛ばさなあかんのやろね。


やったろうじゃん。


こうなったらやるしかないんや。また経過などを書いていけたら書いていくし。

期待と不安が入り混じる中で、これからまた少し違った生活が始まる。

あ〜まずは親にこのことを説明せなあかんのね。
お許しが出るかなぁ…。

そして昨日は19時からの会議の後に本田と軽く酒を飲みに行ったり。また2人で盛り上がっちゃいましたよ。
今年も一波乱ある予感。

これからの寺本にもこうご期待!
てらだ。

2004年01月18日(日)
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