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    2007年11月25日(日) [ 山陰旅の記録・3日目

    1日目2日目・3日目 併せてつなビィもどうぞ
    11/25 3日目

    AM 08:00
    ホテルの朝食、バイキング630円。バイキング安いよバイキング。
    結構な量を食べる。
    10時、Aさんが車で登場。今日もお世話になります。
    本日のメニューは松江観光と出雲大社参り。
    今日もいい天気だ!

    AM 11:00
    まずは松江城の周りをぐるっとめぐる堀川遊覧船に乗る。
    本当に実にいい天気。遊覧船日和である!



    これに乗ります。

    よくよくご覧頂いてもちょっと分かりづらいと思うが、
    今の時期は「コタツ船」と言って客席部分がコタツになっている。
    冬の風物詩だそうである。(byパンフレット)

    しばらく船頭さんのガイドを聞きながら進む。
    何とこの船頭さん、横浜から出稼ぎに来ているらしい!
    よくよく聞くと帰りのサンライズ出雲も同じ便っぽい。
    しかしすごい、遊覧船なら横浜近辺にも色々あるだろうに、
    サンライズ出雲で出稼ぎに来る程の「遊覧船力」がこの堀川遊覧船にはあるのだろうか。

    さて、ある意味この遊覧船の見所と言ってもいいのがこれ



    低い橋の下を通る前に船頭さんの合図でみんな身を屈める。
    すると、ウィーーン、という意外にもメカメカしい音と共に
    天井の屋根が下がってくるのである。

    そんなこんなでこの遊覧船コースも後半を迎えた。
    船頭歴9ヶ月、という割に結構堂に入ったガイドっぷりの船頭さん、

    「松江ェ〜城下のォォ♪」

    歌まで披露。情緒あふれまくり。
    何というか、ジャングルクルーズにシーのゴンドラを掛けて
    全体を和風にリフォームした、という感じの盛り沢山な遊覧船だった。
    (冒険あり、情緒あり、歌あり、絶景あり)
    横浜から出稼ぎの甲斐はあるかも知れない。

    遊覧船を満喫し、宍道湖畔のふじな亭で昼食。
    ここの名物と言う鯛めしを頂く。
    おひつのご飯量におののいたが、
    出汁をかけてさらさらと食べられるのでペロっといける。

    PM 14:00
    いよいよ出雲大社へ。



    来ましたよ神様ー。

    大鳥居、デカい!
    (何という小学生以下な感想)
    内部は相当広くてキレイで厳かだ。
    自分が勝手に持っていた「神社」という概念をことごとく打ち破られた。
    関係ないが、T内Mりや と E角Mキコがここ出雲の出身とAさんに聞いた。へー。
    両方とも細長い感じの人だなー、と思った。食べ物がいいのだろうか。
    T内Mりやは出雲大社の目の前の旅館の娘さんなんだそうだ。
    ここへ来てますます冴え渡るAさんの名ガイド。

    しばらく内部を散策。
    神在祭、という祭の最中であるため結構なにぎわいを見せていた。
    出雲以外は神無月、でもここ出雲は神在月。
    日本全国の神様がここに来ているからね!
    ヤマンの脳内では千と千尋のあの神々が湯屋に集まってくるシーンのBGMが鳴りっぱなしである。
    またしても関係ないが、湯屋のモデルの道後温泉にも行きたい。

    八足門西廻廊におわします龍蛇神にお参り。
    お御輿のようなものの中に安置されている龍蛇神に四方向から参拝するのだ。
    気合を入れて拝む。
    参拝が終わると、御洗米と御神酒を頂く。
    素焼きのお猪口は貰って帰ってよいとのことだったので
    「うわ〜、割れそ〜」
    と思いながらカバンに入れる。
    結局割れずに持って帰れたので良かったが、
    今考えれば、割れたら不吉極まりないのでもっと慎重に何かに包むなどすれば良かった。



    続いてお守りを買う。
    自分のものと家族のもの、友達のものなど合わせて10個弱買ったら
    結構な出費になった。
    まぁある意味今回の旅の目的に沿った正しい出費なのでよしとする。
    お守りは代理で買っても効果有り、と事前にリサーチ済である。
    ちなみに同リサーチで「お守りは複数持っても喧嘩しない」ということも分かった。
    安心だ。配りまくる。
    おみくじもひいた。
    はっきりと明記されていなかったのでアレだが、
    良くもなく悪くもない、という感じだった。

    Fさんが「ご朱印帳に記帳してもらってくる」と言って駆けていった。
    失 念 !
    ここへ来るにあたり“ご朱印帳”などというものの存在自体すっかり忘れていた。
    うーん、これはいけない。是非とも私も記帳してもらいたい。
    家のどこかに自分のご朱印帳があるにはあるはずなのだが、ここでもう1冊買うことにする。
    出雲大社のご朱印帳だ。霊験もさぞあらたかに違いない。
    土産店1軒目には無地のものしかなく、店主いわく、もう少し歩いて行った先に
    「出雲大社」のネーム入りご朱印帳があるらしい。
    どうせならそっちがいいので教えてもらったもう1軒の店に行く。
    商売敵だろうによく教えてくれたなぁ、と思っていたら
    どうやらこの2店は同系列であったらしい。
    その2軒目のお店でネーム入りご朱印帳ゲット。何だか神々しいぞ!

    お店を出て、五円乗せで有名という巨大しめ縄へ。



    デカい。半端ない。
    五円を乗せるか刺すかすれば良縁ゲットらしい。
    刺すほうが簡単だと言われたのだが、
    縄の下部分をよくよく見ると相当数の五円が刺さっていてガッチガチだ。
    かなりの確率ではじき返されそうである。
    上に乗せる方にしようと投げてみる。

    乗った

    おおおぉぉおぉお、乗った……!一発で乗った!
    私の五円が乗ったかわりにいくつかの五円が落ちてきた。
    人を蹴落として幸せを手に入れる、五円投げに人生の縮図を見た。
    私の五円もきっと程なく誰かの五円にとって代わられるのだろう。それもまたよし。

    以前に出雲大社を訪れた際は一発で刺さって
    周りの奥様方に尊敬の眼差しで見られたというFさんが今日はなかなか成功しなかった。
    あまりにも思った方向に五円が飛んでいかないので面白くなる。
    ここで相当盛り上がり、縄の下で長時間笑い転げる。
    結局豪腕Nさんが代理で乗せた。一度刺さってるんだから大丈夫だ。

    さっき買ったご朱印帳に記帳してもらい、再び散策。
    瑞垣の周りを歩く。
    何だか妙に涼しい。マイナスイオンが出まくっている感じだ。
    見るとすぐ裏はもう山々がそこまで迫ってきている。
    神在祭の際に神様たちが泊まる場所であるという「十九社」へ案内してもらう。
    意外に質素である。でもこんな施設があることに驚きだ。まさに湯屋。

    ぐるぐる回って参拝終了。



    是非また来たい。
    パワースポットなどと軽々しく呼んでもいけないような気になる感じの場所であった。

    夕飯は出雲そば。穴子入りの温かいのを頂く。
    これまたボリューミー。鳥取・島根で食べたものは総じてかなり量が多かった。
    食いしん坊にはたまらない土地である。

    帰りのサンライズ出雲に乗車するため、出雲駅へ。
    ここで2日間ガイドをして下さったAさんとお別れである。
    ずっと車移動で何だか申し訳ない位楽をさせてもらった。
    お世話になりました。
    駅構内でお土産を買う。
    しげるロードと出雲大社であらかたの土産は買ったのでもういいか、と思いつつ、
    醤油ミニボトル3本セットとウニ海苔を買う。
    このウニ海苔はK沼E美子とAさん一家絶賛の逸品だ。

    PM 19:00
    サンライズ出雲に乗る



    人生2度目の寝台特急体験だ。
    しかも1度目は物心つかない時だったので今回がほぼ初体験に近い。
    19時に乗車して、次の日の朝7時に東京に着く。12時間の旅である。
    今回はB寝台、という個室をとってもらった。
    部屋は扉を開けた途端にベッドだが、結構快適そう。
    ちゃんとシーツがしいてある。寝巻きのようなものもあってびっくりした。
    (しっかり使わせてもらった)

    一息ついてカバンの中を探っていたら、
    昨日なくしたと思っていたコートのボタンが出てきた!
    うしろのポケットから出てきたので、ポケットのフチにひっかかって取れたものと思われる。
    ち、ちょうどいいところに落ちてくれて助かった……!

    ミニサロンに移動ししばらく喋ってから就寝。
    熟睡までは出来ないだろうな、と思っていたら爆睡だった。

    AM 06:44
    横浜着。サンライズ出雲を降りる。
    最寄り駅近くのコンビニでアフタを買って、07:30頃帰着。



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