2007年11月24日(土) [ 山陰旅の記録・2日目 ]
11/24 2日目
AM 07:00 朝はホテルのロールパン。無料で食べ放題。(マーガリンとジャムもあるよ!) 4つ食べる。 このお値段でパンもついて、って何だかこちらが申し訳ない気持ちになってしまう。 フロントのお姉さんは仕事ができる感じの人だし、とてもいいホテルだった。
今朝は昨日以上にいい天気だ。観光日和。 昨日米子駅で見かけた鬼太郎電車についに乗る! 出発まで時間があったので、駅内を撮影したり、売店をひやかしたりする。 売店のおじさんは鬼太郎ちゃんちゃんこを着ていた! 断って写真を撮らせてもらう。シャイで素敵な鬼太郎おじさんでした。
昨日の電車は鬼太郎だったが、我らが乗るのは猫娘電車だ。萌えー!
内装も猫娘だらけだった。 隣に座っている男の子が妖怪好きらしく静かに興奮しているのが微笑ましい。 (途中ジュースを床にぶちまけていた。)
AM 10:30 水木しげるロードに到着。 1冊100円という超良心的値段のガイド小冊子を買って散策開始。 早速ものすごい出来の良いブロンズ像たちに目を奪われる。 すみません、正直もっとショボい感じのものを想像してました。 タクシーの上に目玉親父が乗っていたり、街灯が目玉だったり
商店街各店舗が独自にグッズを展開していたり、 町をあげて全力で妖怪を盛り上げて行くことによって地域活性化を図るんだ! という言い知れぬ気合を感じた。 あと水木しげる御大の懐の広さも。 う〜ん、マジでここには一日飽きずにいられる。
途中、プリクラ黎明期の機械じゃね?っていう位古いプリクラ機があったので 記念に撮影。古さもあいまってなかなかいい出来に。 Fさんが買ったパン屋のパン美味かった。 (鬼太郎紙袋が可愛かったので一枚買う。50円) Nさんが買った超ドデカおいなりさんも美味かった。 水木しげる記念館にも入りたかったが時間がないので諦める。 等身大パネルは撮ったどー!
ものすごい色々見逃している気がするので、 かなり本気でもう一度訪れたいしげる道。 個人的にグッズの数々の出来がクリーンヒットで、 相当自制してあまり買わないように努めたが、 いつ物欲の防波堤がぶっ壊れるかドキドキした。 帰宅後見たテレビでギャル曽根が、全国ご当地レトルトカレーNO.1に しげるロードの「鬼太郎の好きなビーフカレー」を選んでおり、 買ってこなかった自分にかなり後悔! 次に行ったら必ず買う土産リストの第一項に記載しておく。
PM 12:30 今回ガイドをお願いする、Nさんのお友達Aさんと合流。 島根在住のAさんは車で ここ しげるロードまで迎えに来て下さったのだ。 いい人だ…っ! Nさんから「いい人だ」と聞いてはいたがAさんは本当にいい人だった。 島根の風土とご家族の愛情によって形成されたお人柄であろう。 何より地域への愛にあふれ、知識量もハンパなく、 まさに名ガイドと呼ぶに相応しいお人であった。
境港で昼ご飯を、ということでお店を巡るが、 どこも超混雑でなかなか入れない。 昨日の電車の混雑に引き続き、またしても連休パワーをまざまざと見せつけられる。 連休おそるべし。 「カニ食いガーデン(KKG)」も超満員、かつ今座っている客がどう見てもカニに夢中で 席がなかなか空きそうもないため、諦めた。 結局入った店は「味平」。 料理漫画好きのFさんが、この店名に静かに食いついていた。 店内に大胆に漁船を配置した、全くもって生一本なお店である。 美味そうなオーラが漂っている。
ぶっちゃけるとここでもかなり待たされたのだが、 店内でせわしなく働くおばちゃんたちがまた皆さん揃いも揃って濃い方々ばかりで 何というか、そう飽きもせず待っていられた。 鳥取の料理屋関係のおばちゃんは一様に濃い、という法則でもあるのだろうか。 味平の方々は主に化粧方面が濃い人が多かった。 こちらの料理も超ボリューミー。 焼き魚御膳、というのを頼んだのだが、魚は3皿出てきた。
PM 16:00 Aさんの車で出雲へ。 味平でご飯を食べているあたりから雨が降り出す。 にわか雨かと思ったが随分降っていた。 しげるロードにいた時は終始快晴で良かった! あと、雨の中車で移動できる幸せを噛みしめた。ありがとうAさん。 なんだかんだで結構長時間車に乗せてもらっていたような気がするが、 本日泊まるホテルに到着、荷物を置いてまた車上の人となり、 ホテルのそばの「割烹温泉 ゆらり」へ。 とても評判の良い日帰り掛け流し温泉だそうだ。 お食事処で夕飯。バイキング。 さっきの焼き魚御膳がまだ胃の中に残っていたが底力で色々食す。 ここでAさんとはお別れ。また明日たっぷりお世話になる。
「割烹温泉 ゆらり」、凄かった。 一番感動したのは洗い場。壁で仕切られていてほぼ個室状態。 しかもひとつひとつの洗い場が広いのでとても快適だった。 お風呂も広くて気持ちが良かった。 バイキング割引で入湯料300円。なんてお得な…!(絶句) 近所に住んでいたら毎日つかりまくって「主」と呼ばれる自信がある。 昨日と違って終バスの時間を気にしなくてもいいのでゆっくりつかる。 帰り際にコートのボタンがひとつ取れていることに気付いた。 買ったばかりなのにショック!思わずハハに写メる。取れたボタンは行方不明。
ゆらりからホテルまでは歩ける距離だということだったので 気楽に外に出たら辺り一面超濃霧。 記憶を辿ってとぼとぼ歩くが、かなり不安。 途中ぼんやり光るローソンの看板がとても神々しく見えた。 Nさんが無謀にもアフタを買うと仰って立ち寄る。 旅先で買ってはいけないものベスト50くらいにはランクインしてそうなあの重い雑誌を…! 店員さんにホテルの所在を聞くとこちらで方向は合っているらしい。 ホッとする。 Nさんによるととても親切な店員さんだったそうだ。 「歩いて行かれるん?」 はい、歩いて行きますよ!入籍して下さい!
ホテルに到着。ここは新しいとてもキレイなホテルだ。 5000円。でも安い! またしてもシングル×3部屋、だったのだが、 私の部屋のカードキーだけ開かない。ガッデム! フロントのお姉さんを呼ぶ。 お姉さんでもやっぱり開かないのでマスターカードキー(?)なるものを貰う。 は〜、開いた〜、ホッとした〜、と部屋に入り、 荷物をNさんの部屋に置いてきたことを思い出し部屋を出る。 ここで察しのいい方はお気付きかも知れないが、カードキーを部屋に置いたまま出てきてしまった…! アホ!アホ!私のアホ!滅べ! 再びお姉さんを呼ぶ。すみませんお姉さん……。 ようやく部屋に入ったら今度はテレビが点かない。 説明書き通りにやってみるが砂嵐。 ちょ…!テレビっ娘の私にテレビ無しで半日過ごせと言うのかい、と またしてもお姉さんを呼ぶ…。 もう、フロントで「あの客超クレーマー。うぜー。」とか言われている自分を想像したよ。いいよ。 でも2回目のキー閉じ込み以外は私のせいじゃないと思う。
PM 22:30 「しゃばけ」ラスト部分を見ながらコートのボタン付け。 さっき取れてたボタン以外も何かユルかったので念のために上から強化しておいた。 「しゃばけ」、キャストを見た時からそれ程期待はなかったので 録画予約もせずに来てしまったのだが、T原の仁吉は意外にもえた。 でもやっぱりT原さんはあの時代の美形ではないと思う。
その後Nさんの部屋へ行き、アフタを読ませてもらう。 <ネタバレ>かつてない程に詳細な三橋の打席描写に熱くなる。</ネタバレ>
自分の部屋に帰り、「エリートヤンキー三郎」をうつらうつらと見る。 車内広告で見てちょっと気になっていたのだがこんなタイミングで出会うとは。 主人公三郎がいい感じにキレていてなかなか面白いアホドラマだった。 この三郎役、んHK周辺で見たことあるような…と思ったら功名ga辻か。
テレビを消してすっきり就寝。
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