2007年11月23日(金) [ 山陰旅の記録・1日目 ]
11/23 1日目
AM 07:30 Fさん遅刻、東京組のFさん&Nさんが予定の新幹線に乗り遅れる。(指定席) 新横浜から一人新大阪へ。 高圧的な中年夫婦+常習犯ぽい熟年サラリーマンに席を乗っ取られる。 めげずにシュウマイ弁当を食べる。戦じゃ…、席取り戦じゃ……! 新大阪でFさん&Nさんと合流、新幹線を乗り継いで岡山へ。 岡山から特急やくもで米子へ…と思ったが、激混みのため1本遅らす。 1時間空いたのでホームで駅弁。鶏飯ウマー Fさんに「2弁当目。」と言われる。そう、ヤマン本日2弁当目。 Fさん&Nさんは朝のゴタゴタでこれが本日初の食事。 いい天気。
PM 15:00 米子着。大きい駅だが人がまばらで寂しい。 学生街らしいので平日はもっと賑わっているのか? 駅そばのホテルにチェックイン。3900円。安い!でもキレイ! さっき食べた駅弁を一瞬で消化した我々は、 Nさんのガイドブックで見た貝飯を食すべく、 ホテルそばの寿司屋へ向かおうとガイドブックを開いた瞬間(せつな)。 第一米子人(笑ってコラえて調)であるおばちゃんに声を掛けられる。早い!その間0.2秒! 「貝飯を…」と言うと「ああ〜、あそこ」 (残念そうな顔) 「……つぶれたんよ……」 そいつぁがっかりだ。 その後おばちゃんオススメポイントなどを聞く。 第一米子おばちゃんはとても親切な人でした。ありがとうおばちゃん。
貝飯はあきらめ、おばちゃんオススメの米子港湊山公園へ。 歩いて25分位とのことだったので歩く。 たどり着くと、まさに日暮れ。ナイス夕暮れ。ナイス絶景。
青春している米子高校生カップルなどを横目にしばし夕暮れを眺める。
PM 17:00 そうこうしているうちにだいぶ日も暮れたので皆生(かいけ)温泉へ向かう。 バスが出ているらしい(by Nさんのガイドブック)のでバス停を探してしばし彷徨い歩く。 寒い。そして何よりひもじい。 (さっき貝飯を食いっぱぐれた関係で) 結構歩いた後にバス停は見付かったが3人の心はひとつだった。 「温泉の前にメシを…!」
Nさんのガイドブックによるとここ高島屋のあたりに美味しい魚料理屋があるらしい。 ちょっとだけ探したが見当たらないので(色々天元突破で諦めも早い一行)、 何だか佇まいと店名が気になる 「おばちゃんダイニング」 なる店へ入る。もう限界だ。こうなったらおばちゃんに全てを託す!
全ておばちゃんの手によるものだという料理はどれも美味しく ボリューミー、かつ手頃なお値段で、非常に満足。 途中店主であるおばちゃんらしき人物が我々の隣の席の客に混じり談笑していたが 正直おばちゃんなのか女らしいおじちゃんなのかよく分からない、 でも間違いなく人生経験値はかなり豊富そうな百戦錬磨タイプの濃い人物だった。 “ばばぁの唐揚げ”というのが美味かった。 ばばぁというのは深海魚のことだそうだ。 持ってきたおばちゃん(not店主)が、 「わたしの唐揚げ。うははははは。」 と期待通りのセリフを吐いてくれたのが嬉しかった。
PM 19:30 その後バスに乗り皆生温泉へ。 帰りのバスの時間を見たら、今からキッカリ一時間後が最終。 制限時間一時間でそれでも皆生温泉を十分に堪能した。 入湯料350円。安い! 色々な風呂があったので一通り入るが、真っ赤なワインのような薬湯風呂が一番すごかった。 湯の温度がぬるめで、試験管の中の実験材料な気分になったので短時間であがる。 帰りのバスにはダッシュで間に合う。 周遊きっぷがあるのでそれで乗れるのだ。 間に合わなかったらタクシーを使わざるを得なかったので良かった。 この周遊きっぷ、電車もバスも乗れてかなりお得だと思うのだが、 その割に地元知名度が低かった。 駅員さんに「えーっとこれ何でしたっけ」的な反応をされた。お得なのに! 米子駅のコンビニに寄り、ホテルに帰着。 このコンビニが今思い返すとすごい品揃えだった。 自分が地元のドラッグストアで発見できなくて諦めていた品が普通に陳列されていた。 鳥取・島根のコンビニは、軒数は少なかったが一軒一軒がとても充実していた。
ホテルはシングル×3部屋だったので 一番角部屋だった自分の部屋に集合して菓子などを貪り食う。 その後快適に就寝。
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