*ブルーノイズ*
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 わすれられない戒。11
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ココのあらまし説明をつけてみました。
初めての方・概要を知りたい方などは、
>>コチラからどうぞ。
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*****
しばらくかいてませんでした。
いろんなことがありました。
おいおいかいていきます。
とりあへず、
この話もすんでないから・・・・苦笑
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遠のいた思考と
途切れた意識の次にきたものは、


色彩を異様に濃くしたような、
明度を異様に明るくしたような、
ブラウン管に映る映像のような、
はずしたヘッドホンからもてれくる音声のような、

そんな記憶。


その記憶も、次の瞬間には途切れる。
後から思えば、それは現実世界なんだろうけど、
麻酔に麻痺差荒れた、アタシの感覚のなかの意識。

看護婦さんが、
「ここによこになって」
ってゆったような気がする。

その看護婦さんにかかえられて帰ってきたきがする。

アタシは横たわる。
冷たい、ブルーシートのある、あのベッドへ。


そして意識は再び途切れる。

かすかに戻った意識のむこうで、
(視界はあったのか、なかったのか、くらいの意識)
聞こえたのは、

待合、にいた、
「同じ人」への、
看護婦さんの言葉。

少し前に、アタシがきいたのと、同じ言葉。


「服を脱いで荷物とロッカーにいれて・・・(云々)」

もうろうとしながらも、
「アノ人だ」とわかった。
アタシのベッドはカーテンで
向こうがわとは区切られていたけれど。


そしてまた、途切れる記憶。


次に見えたのは、
クリーム色のカーテンと、
白い天井。
夢の中のような感覚で。

手足も、
指すら、
神経があることがうそのように、
思い道理になんてうごかせない。

ひいてある、ブルーシートが寒いと思った。
つめたい、と思った。

そして、
意識は再び途切れそうになる。

途切れそうになる。



・・・・・

だけど。









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途切れそうだったアタシの、
わずかなな部分で、
その音をきいてしまった。


聞こえてしまった。



そして、
それを意味することを、
瞬時に悟る。

体は動かないまま。
感覚も、視覚も、
すべてがもうろうとしているなか。



だれかにしがみつきたくて、たまらなくなった。




>>続く。。。。。。。







2004年02月20日(金)
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