michiyonのしあわせ探し
DiaryINDEXPastFuture


2003年10月03日(金) 人の気持ち

21世紀になって いろんなことが便利になりましたが

残念ながら 人と人との距離はどんどん 遠くなりつつあるような気がします。


自分のことしか考えられない 自分勝手な人間がふえて

何かうまくいかないことがあると 全部人のせいにしたがる…


自分より幸せそうな人をみると ただ憎らしくて

自分だけが 恵まれないと思いこむ…


最近そんな人がふえたことによって 昔では考えられなかった単純な理由で

人を傷つけたり犯罪に走ったり というようなことが とても多くなってきました。


同じ人間として 本当に悲しく 残念なことです。



前にも話しましたが 私はテレビドラマが大好きです。


最近では、NHKの朝ドラにはまっており 毎日かかさず見ています。(^^ゞ


ドラマには いろんなことを教えてもらいました。


そして今日も…


見ていない方のために 今日のお話をかいつまんでご説明すると…


戦後の混乱期に ドラマの主役である家族のところの赤ちゃんが肺炎になってしまいます。


その当時 肺炎を治すには、家が一軒たつというほどの大金をはらって

ペニシリンを打ってもらうしかなかったのですが 

そんなお金はもちろん ペニシリン自体手に入るかどうかという状況の中…


この家族のお父さんが たまたま米軍の基地で働いており


また その上司であるアメリカ人が たまたまとてもよい人であったがために


その赤ちゃんは、一命をとりとめることができるのです。


ドラマチックな話ですよね。

現実には こんなこと 起こりっこないよ って言う人もいるでしょう。


そうですよね〜。


でも このお話を見ていて思ったことがあるんです。



人は時に 神様のような行ないをすることができるんだな〜ってことです。



ここでは、 お父さんの上司であるアメリカ人が果たした役割が大きいですよね。


もし その人が力を貸してくれなかったら…


その赤ちゃんの命の火は 間違いなく消えていただろうし


そのことで お父さんやお母さんは 一生苦しむことになったかもしれない。



人を助けるって そう簡単なことではありません。


助けたくたって 自分の力が及ばないことだって たくさんあるでしょう。



でも 人と人との絆がしっかりと結ばれていなかったら 助けてくれる人もあらわれない。


そして ひとりひとりの心の中に 人を助けたいって気持ちがなかったら 


こんなことは 決して起こらないことなのです。



神様って目に見えないものですが 私はその存在を信じています。


…っていっても 宗教的な意味じゃありません。



人間には とうてい及ぶことのできない力をもった 何かが存在するっていうことを

信じているのです。



神様は 人間の前にその姿をあらわすことはありませんが

気がつかないうちに 人が神様のような行ないをしていることがあるんですね。



それは その人が持つ やさしさが 人を助けたいという気持ちが そうさせるんですよね。


自分勝手な考えをする人には 決してできないことだと思います。



そして そういうことのできる人はきっと


自分がそんな 大それたことをしているなんて これっぽっちも思ってないんじゃないかな。


ただ 助けたかった… それだけじゃないのかな。



人の気持ちって すごいですよね。


ひとりこういう人がいるだけで 何人の人が幸せになれるんだろう。


こういう人がたくさんいてほしい。


そして 自分もしらないうちに 神様のような行ないができるような人になりたい。


そう思った一日でした。


michiyon |HomePage

My追加