空のむこうにみえたもの
美空:misora



 『挨拶』って何のためにあるの?

先々週から2週間、ビジネスマナーという授業に取り組んでました。
もちろん私にとっては分野外。
しかも初挑戦。
ビジネスの「ビ」の字さえ理解できていないような私が、人にモノを教えていいのかと、かなり不安でしたが、それでも出来る範囲の予習だけはしっかりと欠かさずやって、なんとか2週間の授業を乗り切りました。

勉強していく中で、挨拶についていろいろ考えました。
いつ挨拶はするものなのか。
何のために挨拶はするのか。
どうして挨拶されたら挨拶し返すのかと。。。


さて、今回の題名。
『挨拶』って何のためにあるの? ですが、いつだったか書いたかもしれませんが、挨拶をしない上司の話し・・・あれに引き続きなんですけどね。
(書こうと思っただけで、書いてなかったかもしれませんが・・・)

相変わらず挨拶してないですよ。私の上司は。
本当に何を考えているのかと人格を疑ってしまいたくなります。
私に限らず、外部の講師の先生が『お先に失礼します』と言っても、上司は何かも聞かなかったかのようにシカトして、自分の話をドンドンと進めていきます。
たとえそれがどんな雑談であったとしても、そんなのお構いなし。
自分が話している時には挨拶する必要なんてないと思ってるんでしょうかねぇ。
最近では、この人は本当の●ホかと、ちょっとゲンナリ気味です。
(部下に見放される上司ってどなんでしょうかね・・・?)


さて話は変わり、7月頭から学生は夏休みに入りました。
学生は夏休みでも私には仕事が待っています。泣
社会人サンの授業(医療系)を7月8月と受け持つことになったんですが、そこの中にも変わった人が居るんですよ。
もちろん、挨拶の出来ない変わった人が。

皆さんにも覚えがあると思いますが、教室に先生が入ってきたら号令係が
「りーつ! きょぅつけ!! れい!!!」と号令をかけて授業がはじまってましたよね?
もちろん私の授業の時にもありがたいことに、私が教壇に立ったら号令係が号令をかけてくれます。
でも・・・この号令係が問題なんですよ。
一番前の席に座っているこの号令係は、周りの様子を確認もせず、自分のタイミングだけで号令をかけてしまうんです。
他の人が座ってようが、頭を下げるタイミングを逃そうがお構いなし。
そして、その号令係はとても満足げに座る。
最初のうちは、そのうちちゃんと周りを確認してくれるだろう、自分で気づいてくれるだろうと黙って何も言わずにいました。

ところが今日、とうとう言わずには居られない事件が発生してしまいました。
1/3くらいの人がまだ自分の机に戻ってきていなかったにも関わらず、その号令係はいつもどおり周りも見ず、ただ号令をかけ満足げに座ったのです。
しかも、事態はもっと発展してました。
普通、授業の最初と最後の挨拶の時って手には何も持たずに立ちませんか???
その号令係、両手に資料を持って、しかもそれを見たまま(それこそ、資料を見たままですから、周りの様子なんて確認するはずもなく)直立不動でいつものように号令“だけ”をかけたんです。
「1・2・3」で頭を下げるのが挨拶ですよ。
私だって、授業の初めと終わりはきちんと頭を下げて真剣に挨拶をしているというのに、何故、号令をかけるその人は直立不動なの??
何故、頭を下げないの??
何処をみて挨拶をしているの???
謎は深まるばかりでしたよ。。。

こんな人が自分の職場の面接に来たら嫌じゃありませんか???
どんなにスタイルがよくても、世の男性が振り返るほどの美人であったとしても、私なら採用はしませんね。


あぁ、書き出せば止まらない。。。。。


私は、教壇に立つようになって、これだけは気をつけようと思っている事が一つだけあります。
それは「驕(おご)らない」ようにしようということです。
この「驕らない」は食べものをご馳走したくないから『奢(おご)らない』という時に使うそっちの奢らないではないですよ。
“驕り高ぶる”事のないように、常に謙虚な気落ちで学生たちと向き合おうということです。
教える側だから教師が偉くて、習う側だから学生は偉くないとかそんなことにならないようにしようと。

授業の最初と最後の挨拶の時もそうです。
始まる時の挨拶⇒『よろしくお願いします』
心の中の声⇒みなさんに理解してもらえるよう一生懸命やりますので“よろしくお願いします”
終わりの時の挨拶⇒『ありがとうございました』
心の中の声⇒90分お疲れさまでした。私の授業をちゃんと聞いてくれて“ありがとうございました”
と、必ず言うんですが、言われた側の学生はキョトンとしますし、社会人サン達はビックリなさいます。

でもね、それくらいじゃないと教壇になんて立てませんよ。
だって、、、、私はちっとも偉くなんてないんですから。
ただちょっと他の人が知らないことを偶然知っているというだけで(そりゃ、好きな分野のことですからそれなりに勉強もやってますが)、その知識を一人でも多くの人に伝えていって、医療のことを好きになってほしいと思いながら勉強のお手伝いをさせてもらっているだけなんです。
職場の先輩が新人を教育していくのと同じように、私が知っていることを机に座って話を聞いてくれている人に伝えているだけ。
それが偶然、『先輩』ではなく『先生』と呼ばれる職業だったというだけです。


・・・・。


挨拶の話から私の教師論になってしまいましたが、でも、突き詰めれば同じことだと思うんですよ。
挨拶をしないということは、無意識であれどこかに驕(おご)りがあるということだと思うんです。
上司だから、役職付きで偉いんだから、自分から挨拶なんてしなくてもいいんだ!! みたいに(たとえそれが無意識だったとしても)思っているようでは、部下はついてはいきません。

いつになったら私の上司はそのことに気付いてくれるのでしょう。
いや、きっといつまでたっても気づかないのでしょうねぇ。
何と言っても、プリンター相手に『僕が待ってやってるのに』と言い放った上司ですから・・・。
(普通の人は、プリンターに向かってそんなことは言いませんよ・・・)


私の上司、社会人サンの号令係、踊りのチームのごく一部のメンバーさん。
全て共通項は『まともに挨拶が出来ない』です。

本当に、挨拶って何のためにするんでしょうか。
今の時代だから挨拶なんてしなくてもいいと思ってるでしょうか。
昔の人の方がきっときちんと挨拶の意味を理解してやっていたのだろうなと思います。
挨拶一つ。
お辞儀一つ。
マナー一つ。
どれもまともにこなせる人はいないのでしょうか。。。

2006年07月24日(月)
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