| 2008年05月22日(木) |
鉄道歴史パークははたして順風漫歩か |
西条市のHPに、5月7日付けで「四国鉄道文化館」入館者6万人を達成!!」との記事がアップされている。 0系新幹線先頭車両が展示されているというもの珍しさが受けて、開館以来順調に入館者を増やせているが、この施設はたして順風漫歩でこれからの長い年月の評価に耐えうるだろうか。
このような施設の宿命としてリピーターをどう確保するかが大命題としてあるが、建設前の計画段階から議会として十分な検討が為され、その成果が施設内容に活かされているだろうか。
戦後日本の復興状態を世界に示したオリンピック開催と、それに合わせて開業した東海道新幹線。日本人の物作りの英知を集めたともいえる新幹線の先頭車両は、それだけで人を引き付ける魅力に溢れている。だから、この車両を西条市に持ってくることができたことは、ひとつの評価に値する。 だが、この宝物を如何に見せ、その魅力を最大限引き出してなおかつ西条市の他の魅力とドッキングさせる知恵が働いていたであろうか。
結果が見えてからの評価は解説者に任せておけばよいことは承知しながらも、なおシビアに結果を分析しなかればこの施設の明日は開かれない。
「四国鉄道文化館」と同時に開館した「観光交流センター」に用事があり、今日「十河信二記念館」とともに見て回ったのだが、やっぱり違和感が目立つ。 「四国鉄道文化館」は、0系新幹線の魅力でまだまだ入場料300円払って入館してくれる人はいるだろうが、「十河信二記念館」と「観光交流センター」はだめだ。 「十河信二記念館」は、記念館というよりも十河信二展示室。十河氏が収集していたという品物を活かすハードが準備されていない。 「観光交流センター」は、交流という観点に乏しい。 昨日の日記に「存在が意識を規定する」と書いているが、この3施設「ハードがソフトを規制する」となってしまっている。
さて、どうしたものやら。 それとも、ここまで手を広げることも無いか。
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