| 2008年04月10日(木) |
20年度西条市一般会計予算への反対討論文章 |
議案第13号 平成20年度西条市一般会計予算 及び 議案第32号 財産の減額貸付について 反対の立場からの討論を行います。
今議会初日に行われた 施政方針及び当初予算提案説明を聞いて、私は おやと感じたことがあります。それは、産業情報支援センター「サイクス」という名称が出てこないということです。 合併後の平成17年の施政方針の中には2度。平成18年にも2度。昨年は3度 サイクス という言葉が出てきていたのに 今年は一度も使われていないのです。 サイクスのが行う事業についての疑問から、平成18年 及び 19年の当初予算についての反対討論を行った私としては、注目したところですが、西条市が行う事業については、これまでの方向性を継続するようで変化は無いようです。
委員会審議において明らかとなった疑問から、2款総務費のうちの7目企画費について 4事業。 7款商工費について 6事業 への疑問をもっての反対討論を行っていますので 「討論一人一回の原則」に従い、この部分 以外の事業についての疑問を指摘したいと思います。
9款4目防災費について2点です。 まず1点目ですが 「地域防災計画策定事業費」4569万8千円が提案されています。この予算についての質疑のなかから、京都大学による実践防災計画指導提案業務費が含まれていることが明らかとなりました。 平成16年の台風災害を受け、平成17年より3ヵ年計画で行われている実践防災計画事業については、サイクスとの間で随意契約でもって行われていることは、既にご承知のことと思います。 西条市の産業政策を担うサイクスが 防災事業を随意契約で行うことの妥当性について、これまでにも説明を求めたところでは、「実践防災計画の指導提案を行っていただく京都大学との連絡調整にあたるルートはサイクスにしかない」という理由でした。 そういう理由ならばということで、「サイクスは京都大学と連絡調整が取れる唯一の機関である」ことが明確となる資料の提示を求めて情報公開請求したところ、公文書として示すことができる資料が存在しないとして却下されました。
また、サイクスとの間で交わされた 実践防災計画の指導提案業務についての随意契約書には 第7条に専任管理者及び担当者 として 本事業に精通し かつ経験、知識を有する専任管理者及び担当者を選任しなければならないと明示されていますが、このサイクス内の担当者については未だに明らかになっていません。
市民の安全に関する事業について、議員が情報公開請求してもその内容が明らかとならない状態は、はたして妥当といえるでしょうか。 しかも、市長が社長を勤めるサイクスの内情が分からないということです。
サイクスとの間で随意契約によって行われてきた実践防災計画事業についての予算額は 平成17年度1932万円 平成18年度 1239万円 平成19年度は その1 と その2 を合わせて428万4千円です。
先ごろ京都大学大学院地球環境学堂との間で 教育・研究交流協定が結ばれました。このことについて全員協議会において、これからは京都大学との間の連絡調整はダイレクトで行われるでしょうと 説明されました。 しかし、平成20年度における防災事業について、議案質疑の中から明らかとなったことは、京都大学との契約の方法については未定であるとの答弁です。 このような経過を踏まえて、防災事業の契約方法が未定であるという状態のものを、私は認めるわけにはいかないということです。
9款4目防災費について 2点目です。 木製ダム調査研究事業費 272万2千円が提案されています。 京都大学の指導により木製ダムを2基作るということで3年目となる事業ですが、防災にどれほどの効果があるのかどうかということです。
西条市防災マップには、落石危険箇所84箇所。 地すべり危険箇所49箇所。土石流危険渓流181箇所。 急傾斜地崩壊危険箇所249箇所。とあります。
中央構造線断層帯にそって危険箇所が存在することが周知のことである状態において、間伐等の面整備を進めるべきところを、1基100万円の木製ダムを調査研究と称して作る必要があるのかどうか、はなはだ疑問だということです。
ーーーーー 平成20年度西条市一般会計予算のうちで、企画費と商工振興費について私が疑問に思うところについては、逐次書いていかなければならない。
既にお分かりのように、伊藤市政における疑問点は、ある特定の人物との関係による政策予算が徐々に膨れていっているということだ。その内容は、大きな全体の中の一部分に含まれていることから見た目には分からないが、長年この仕事をやっているとその手法が見えてくる。
いくら実績を宣伝したところで内容が見えてしまうと、それを知らない振りをすることはできない。 今回の反対討論で陳べたように、特に、市民の安全に関する事業の中に疑問な予算があることを私は容認することができない。
ーーーーー 一日雨。朝から資料作成に取り掛かり、瞬く間に一日が過ぎていった。
|