一色達夫の日記

2008年02月12日(火) 米の食味分析

今治市にある産直市「さいさいきて屋」に行った時、上朝倉米というブランドで地域全体から特化した米を販売しているのを見た。
面白い取り組みだと関心していたら、11日に行った「周ちゃん広場」でも同様の取り組みをしているのを見て、我が目の偏狭さを知るのだった。

「周ちゃん広場」では庄内米という名前で売られている。
旧西条市のことを中心に組み立てられている私の知識の中にも「音に聞こえし庄内米」と刷り込まれている情報であったが、実際にその名の米を目の当たりにして、商売の基本は何処も同じかと合点がいく。

3連休の最終日のごった返した産直市。少しの時間見ていたら、この庄内米がけっこう売れていくのだ。知る人ぞ知る、地域ブランドは定着していると見た。

大方のJAには食味計が導入されているので、旨い米の採れるところは分かるはず。産直市でどうせやるなら、この食味分析結果も表示すればもっと良いのにと感じる。

JAから示されている食味成分の分析測定項目には ・水分 ・タンパク ・アミロース ・脂肪酸度 ・老化性 ・スコア とあり、ほかに製品の見た目や粒そろいを評価する外観品質の測定に8項目ある。
ちなみに私の生産した米の食味格付けは、平成18年産米で Aランク と評価されているが、外観格付けはCランクで、自分流のコメントをすれば「味は良いけど見た目は悪い」という生産者のそのままが米にまでも出てきているようだ。

と、ここまでの文章なら、市政に関する仕事をする議員の日記というよりも、農業に関心がある市場調査員のレポートだ。

食味成分の重要項目として タンパク含有量 があるが、これを6,5%以下とすることを目標に栽培管理をすると旨い米になる。

このタンパク含有量を宇宙から収穫前に正確に測定して地図上に表示する。しかも10a当たり500円という破格の費用で行う技術を、石川県羽咋市(はくいし、人口24730人)の農政担当職員が実現したという。
この技術を使って各産地からタンパク含有量を測定する仕事を受注し、その売り上げは市の雑収入に計上しているという。

衛星データを使うには一回に数百万円かかるといわれていたものを、世界各国の衛星利用料金を調べ、米国デジタルグローブ社のデータを購入し、解析用ソフトを持つ企業にデータ処理を、測量会社に地図上の処理をそれぞれ発注する仕組みを構築した。と報道されている。

米栽培も宇宙の目から分析する時代。そんな事例に学び、市行政は何をするべきなのか。


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