大田市駅前の宿から路線バスに乗車し石見銀山に向かう。
「大森町・銀山柵内」にある、「大森代官所跡」「熊谷家住宅」「大森銀山重要伝統的建造物郡保存地区」「龍源寺間歩」を歩いて見て回る。3kmほどの区間だが、途中雪が舞う上り坂の道筋は足に来た。
都合3時間ほどとなったこの地区の視察行だが、それでも銀山の全容を知るまでには至らないとの感覚が残る。 無数と形容されるほどの大小様々な採掘口の跡。名のある人から無縁仏まで様々な墓が点在する。比べて立派な作りの神社仏閣が点在するこの地に、展開されてきた歴史の積み重ねが見える。
「銀」という希少金属をめぐって、繰り広げられた人間模様が悲しい。
そして、現在を生きる我々が、歴史の中から何を学んで未来を展望するのだろうか。 瀬戸内の海とは違った顔を見せる荒れた日本海を車窓から眺めながら、この悲しさは、四国へんろ道と通じるのもがあると思う。
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