一色達夫の日記

2008年01月23日(水) 島根県大田市での 行政視察実施

「四国へんろ道文化世界遺産」登録に向けての活動の参考とするため、昨年世界遺産に登録された「石見銀山」について調査する目的をもって、島根県大田市での行政視察研修を計画した。

自治体合併によって5つの霊場を有する自治体となった新西条市だが、この文化的資産の「世界遺産登録」に向けた動きに対して、それほど熱心に取り組んでいるとは言い難い。
そんな現状に対して、自分のスタンスをこれからどう採っていけばよいのか、参考にしたいとの想いがあった。

6時6分発 しおかぜ に乗車、岡山からは やくも で出雲市まで。そこからは一両編成各駅停車のワンマンカーで、山陰の荒れた日本海の風景を眺めながらの長旅である。
JR大田市駅に降りた途端、いたるところに 祝世界遺産登録 の言葉がある。あいにくの雨に打たれながら、20分ほどの距離を町の様子を 視察 の目で市役所まで歩く。

14時から始まった研修は銀山に関する様々な資料を基に、行政における時系列での取り組みのあらましが良く理解できた。

30年以上にわたる地元の取り組みに、文化的価値を「指定」というハードルを越えることによる裏付け。それには、出雲大社がある地域である島根という土地柄がプラスに影響していると私は感じた。
今回の大きなハードルを越えた要因は、それら地道な取り組みに加えて、国際的価値観のいかなるものかを心得た、ロビー外交の勝利という面が大きいようだ。

「石見銀山」というマイナーと思われていた価値を、一躍メジーに引き上げる。その取り組みは多くの示唆にとみ、四国におけるこれからの行動が如何にあるべきかを示してくれる。
石見銀山とは、お隣の新居浜市が「金銀胴サミット」によって交流を持っている。知らず知らずのうちに、対比している一色達夫の思考回路。

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市役所の直ぐ近くにある大田市中央図書館を見せてもらった。
窓側に巡らしたキャットヲークに強力な水銀灯を取り付け、大きなアールが付いた白い天井を照らし、その間接照明で書架の本を見せている設計が面白い。


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