一色達夫の日記

2008年01月22日(火) 第5回 松山分水に関する意見交換会 の傍聴

第5回 松山分水に関する意見交換会が新居浜市で開催されたので傍聴に出かけた。
この問題については社会的に関心が高いようで、西条市議、松山市議を中心に約30名の傍聴者と、マスコミ各社が詰め掛けていた。

今日は、愛媛県からの説明として
テーマ「加茂川の水利用と黒瀬ダムの放流操作について」愛媛県土木部河川港湾局 水資源対策課 課長 の講演があった。

パワーポイントによる40分の説明のあと、質疑応答の時間があり、
西条市から
・西条市は市域全体の水資源調査を2年間かけて行っているが、河川管理者としての愛媛県において調査する考えについてどうなのか。
・加茂川の正常流量をどう考えているのか。環境変化をどう捉えているのか。加茂川総合計画及び黒瀬ダムの管理マニュアルの見直しが必要ではないのか。
・松山市は自前での水資源開発をすれば良いと考えるが、県はどう捉えているのか。
松山市からは
・今日、黒瀬ダムを見学してきたが水が濁っているように見える。その原因は。
・西条市における地下水塩水化への懸念をどう把握しているのか。

めぼしい所では、このような趣旨の質問があった。
県からは、西条市における水資源調査の結果による課題については提示して欲しい。その中から話し合っていけば良い。という答えがあったが、聞いていて、河川管理者として新たな課題に対する積極的対応に欠けているように感じた。

講演での説明は、昭和48年にダムが出来て以来これまで実施されていたことでしかない。現在では、ダムに流れ込む山の様子も変わり、地球環境の変化による気象変動も大きくなった。
水の都 西条 といても、水資源は有限である。自然の恩恵を受け今まで安穏と暮らしてきた西条市民も、現状を直視し将来についての不安を募らせている。
加えて、河川法が改正となり環境という観点を含めた管理計画作成が求められるなか、なにも手が付けられないままの状態である。

西条市からの質問は、河川管理者として当然行ってしかるべき仕事についての指摘であろう。

松山市からの質問については、
「西条市におけるあの平成16年台風災害がどうであったのか把握していないようだ。」結局のところ、災害の当事者で無い者の視点とはこんなものなのかと感じた。


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