| 2008年01月17日(木) |
本物って(No、1) 古紙率偽装 |
年賀はがきの再生紙問題が起きている。 再生紙として日本郵政が発注した基準が守られず、古紙の配合が少ない「偽装」の用紙が納入されていたということだ。
この他にも、グリーン購入法対象商品の古紙率が、軒並み少ないというデータも報道されている。 不遜であるとの謗り受けることを承知しながら言わせてもらえば、私はこの報道に接して思わず笑ってしまった。
何故かといえば、グリーン購入法の趣旨は環境負荷が少ない物の消費を推進しましょうというものだと思うが、製紙業界が軒並み古紙率を下げている現状をどう見るのかということだ。
製紙業界が古紙率を下げる要因は、品質に自信がもてないなどと説明しているが、一にもに二にも生産コストの問題からだろうことは想像がつく。ならば、発注者や購入者は、要求する規格通りの製品がどれくらいの環境負荷であり、その製品価格がどうなるのか把握できているのだろうか。 ようするに、「偽装」した製品と発注仕様の製品を比べてみて、どちらがどうなのか、シビアに検討したデータを持っているのかということだ。
偽装は責められるべきことだ。
だが、社会というものはえてして、再生紙という「看板」やグリーン購入法対象という「お墨付き」だけあれば、それでOKという風潮に流される。 環境問題からの森林減少に歯止めを掛かるための方法として、古紙リサイクルの促進が言われているなかで、それがうまく回った中での再生紙仕様と使用がかみ合っているかどうかということだ。
ーーーーー ある時ある場所の製紙工場の生産現場を視察したときの、従業員の話していたことが思い出される。
環境問題重視の社会風潮があるので、その方達用に紙の色を黒くしているものも生産しています。古紙を使おうがバージンパルプだろうが、紙の色は変わらなく作れます。 ーーーーー
さて西条市だが、西条市行政が使っている用紙は黒い。市販の安いコピー用紙と比べてみても、その色の違いは歴然と分かる。 何故、この黒い用紙を使うようになったのか、環境配慮なのか購入費用の面からなのかその理由を聞いたことが無いが、私はこの黒さといい表面のざらつき具合といいあまり好きではない。
だからといって、一色達夫は「環境問題に無関心だ」と、後ろ指を差されることは無いとの自尊心は持っているつもりだ。
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