一色達夫の日記

2008年01月07日(月) 愛媛出版文化賞 永納山城と熟田津

第23回愛媛出版文化賞に、白石成二さん(西条市楠在住)の「永納山城と熟田津」が選ばれている。

朝鮮式古代山城として国の史跡に指定された「永納山城」については、興味を持って事あるごとに足を運んでいるが、訪れる度に古人(イニシエビト)の歩んだ歴史に思いを馳せるに余りある魅力を感じさせられる。

今回の出版文化賞を受賞した白石さんについては、昨年5月に開催された「永納山城の会」総会のおりに講話を聞いており、古代史という地道な活動に光が当たることを共に喜びたいものだ。

「永納山古代山城跡」のことを研究し、また、保存活用方法を考えるうえで、同時代に建設された他の同様の史跡のことが参考となる。
そこで、平成17年2月に岡山県総社市の古代山城を視察したのだが、永納山城の発掘調査が進むにつれて同様山城と同じ形式を採っていることが分かり、考古学の面白さを実感するばかりだ。

そんなことが重なり、今後の西条市での史跡保存活用の参考とするため、今度は福岡県大野城市にある、水城跡(ミズキアト)と大野城跡(オオノジョウアト)を視察してこようと考えている。
この古代山城は大宰府との関係が深いように、白石さんの講話のおりに配布してくれた資料から読み取れる。

日本の古代文化は、朝鮮半島から流入してきたものに多くの影響を受けているが、その一端がここ西条市にも存在する。
なんというこのロマンの香り。これを活かさない手はない。
 


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