薔薇園コアラの秘密日記

2004年06月10日(木) 体外離脱

 私、体外離脱することがよくある。

 こんなことを書くと、またまた変人扱いされるかもしれないけど、本当のことだからどう思われたっていいのだ。私の身に起きることだから、これは決して宗教的、またはカルト的というわけはない。

 初めての体験は、二年前、書き物で徹夜をしたとき。
 ある日の未明、パソの前で突っ伏して寝てしまった。
 そのとき、その姿を左後ろから見ている私(幽体)がいた。
「あれま、祐子ったら寝ちゃダメじゃない……」と思った瞬間、その幽体が私の身体(本体)にすっと戻った。
 同時に突っ伏している私の上体が机にのめりこむぐらいに重く感じ、その後、めきめきと全身に神経が戻り、全身が覚醒したかのようにぱきっと目が覚めた。

 二回目も、徹夜したとき。
 ベッドで推敲をしようと思って横になったら、そのまま寝てしまった。
 ベッド脇に立って、寝ている私を見下ろしている私。
「あっちゃー、寝てしまってるわ。朝までもう時間が無いのに……」と思った瞬間、寝ている私に重なるように私が入ってきた。
 全身脱力状態の自覚があったけど、直後にぱきっ! と目覚めた。

 寝室の中空を、寝た状態でゆ〜らゆ〜らブランコに揺られるように飛んでいたこともあった。肩が引っ張られたり、足が引っ張られたり。
「うわ〜ひっぱられてる〜、何だこの感覚? なんか変!」と思った瞬間、脚のほうから本体に戻っていった。以降、熟睡。

 また、主人の魂が体外離脱して帰宅したのに気づいたこともある。
 去年の年末、主人が会社のクリスマスパーティで、会場近くのホテルで宿泊した。そこで寝ている主人の魂が体外離脱して、自宅に帰宅した。
 寝ている私に「ただいま〜」といって、寝室でスーツからパジャマに着替えて、リビングにビールを飲みに行った。あれは絶対夢でも現実でもない。

 体外離脱した自分の霊だけではなく、主人のものまで見えたということは、潜在意識内の夢状態と現実の間の世界が見えるようになったのであろう。

  *  *  *  *  *  *  *  

 他のケース。
 だれでも、ときどきボーっとするときがあるでしょう?
 何にも考えていない、無意識状態。
 そういう時って、霊魂が私の肉体から抜けてどこかに行ってるんじゃないかなと思うことがある。
 
 例えば。
 以前から、台所の入り口から、ときどきすっと出て行く「何か」を感じたことがある。この家の霊なのかな? とは思っていたんだけど、不思議と、ぞっとするような怖さは全く感じない。

 先日、私はボーっとしながら、洗い物をしていた。なーにも考えずに。
 するとまた、台所から「何か」が出て行くのを感じた。
 家には私一人しかいない。

 私はそのときふと思った。今出て行ったのは、自分の魂なんじゃないかと。「あーあ、台所仕事ヤダ。リビングでテレビでも見ていたーい」という思念が、そのまま魂となって私の身体から出て行ったんじゃないのかな・・・と。

 私ったら、起きているときにも体外離脱してるってこと? 

 今から思えば、「何か」が台所から出て行ったときは、毎回そう思ってた時だったよ。よっぽど私、台所仕事、いやなんだなぁ・・・と思ったら何だか笑えてきた。

 日常によくある「心ここにあらず」的、「何だかいっちゃってる」的状況というのも、ごく普通に霊魂がぶっ飛んだ状態なのかもしれない。私、想像力たくましから、思念とか霊魂がどこかに一人歩きしているのだろう。

 創作のときは、逆にそういう霊魂が私に宿ってなにがしかを書かせているのだと思う。きっと私は自分の霊魂とうまく付き合っているほうなのだろう。
 
 基本的に、起きているときには、私の意識は本体のほうにある。でも、その私の本体からいとも簡単に出入りする霊魂レベルの「何か」がいる。

 左脳的に現実社会でめまぐるしく生きている人は、「理性」の強い磁力で、常に肉体に霊魂を引き寄せている状態なのだろう。
 だから、きっと私みたいになることはないのだろうな。

 ははは。つまり私は、現実的な「理性」が欠如しているということかもしれないなぁ・・・。 

 


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祐子 [MAIL]

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