| 2004年03月20日(土) |
買い物先の駐車場にて |
今日、午後から一人でWALTERというドイツ系の家具屋に子供部屋の本棚を買いにいった。
大きな本棚、2棹と小さいのを1棹。他にも、こまごまとしたイースター用の飾りや、ゴロゴロ付きのワゴンなどを購入。
2棹の大きいほうの本棚は、そこで配達と組み立てをお願いしたら、100ズォティもしたよぉ。もったいなー。でも腰痛もちのパパはあてにできないし・・・。いいの、お金でこちらの労力が解決できれば。
で、車のところまでカートを運んで、さあ荷物をトランクに入れよう、というところで、ちょっといけ好かない感じのあんちゃんに声をかけられた。
ポーランド語でなんじゃらかんじゃら言っていたけど、関わりあいたくなかったので、「ポーランド語、わっかりませ〜ん」といって、あっさり無視してやった。すると、英語に切り替えてしつこく話そうとしてくる。
わーかった、わかった、わーかってるって! カートを元の場所に戻してくるから、中にはいっているコイン、僕にちょうだい、っていうんでしょ?
だーめ。ノーサンキュー。 だめといったら、だーめ!
といっているのに、かなりしつこい。もう、関わるのも面倒くさいので、奴さんの存在を無視して、カートの中身を車に入れるため、トランクを開けた。
ぐ。ショッピングバッグに入れた小物ならば私も難なく持ち上げられる。でも、小さいとはいえ本棚のほうはいくら屈強の私といえども軽々というわけにはいかない。
まだしつこく私の後ろにいたあんちゃんに、やっぱ、にぃちゃん、手伝ってよ、といってみたら、すぐさま、素早く軽々とトランクに収めてくれた。 はぁ、やっぱり助かった。
お礼に、そのカートに入っている1ズォティをあげることにした。 はいはい、持っていきな。ありがとさん。そうやって、一日いくらの小遣いを稼いでいるのやら。まぁ、いいんだけどさ。
その後、そこの同じ敷地にできた、REALで食料品と日用品をお買い物。 出口で、またおんなじあんちゃんに声をかけられた。
あんちゃんは私がさっきの客とおんなじ人だとわかって一瞬ひるんだけど、厚かましく、お手伝いしましょうか? といってきた。
私は今度こそ、頑なに首を横にぶるんぶるん振ってボディーランゲージで断った。
あまいんだよ、にぃちゃん。。。
でも、折りしも雨脚が強まり、買い物荷物も私自身も、ばしゃばしゃと雨に打たれていた。こんな中、車のトランクに買い物袋を移したり、カートをゴロゴロ押して置き場まで返しにいくのも面倒くさい。
やっぱり、1ズオティをあげてもいいから、あのあんちゃんに手伝ってもらおう……と思いたって、すぐに辺りを探してみたけど、もう他の客を見つけたのか、きょろきょろさがしても、どっこにも見当たらなかった。
うーむ。傘もささずに私は雨の中、とぼとぼ一人で重いカートを押したよ。 ったくぅ。世の男性諸君よ。雨の中、レディーにこんなつらい思いをさせないでおくれ。ぶつぶつぶつ……。たった1ズォティをけちるんじゃなかった。ぶつぶつぶつ……。
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