時々、うなされて目が覚める。
前に、僕の吐き出した言葉や、行動を夢に見る。 傷付けることを止められなかった頃の。 あの人の泣いてた顔と、悲しそうな顔ばかり。
胸がキリキリと痛む。今だに、考えるだけで涙が出る。
もう、とっくに愛ではなくなっているのに。 傍に居たあの日々に、取り返しのつかない程傷付けて。 別れを告げられるまで、それに気付かないでいた自分の馬鹿さ、情けなさ。 深い深い愛情で僕を包んでくれて、本気でぶつかり合いながら、誰よりも僕のことを思っていてくれたその人への、感謝。
入り交じって、涙が出てしまうのだ。
僕は変わったと思う。 今の彼女と居るとき、心からそう思う。 好きだという言葉も、行動も、自然に出てくる。 優しさや、彼女の気持ちを考えるということがわかってきた。
今だから思う。 僕はあの人に、人の愛し方を、身をもって教わったのだ。 本を読んでも、テレビを見ても、誰かに教わっても身には着かないものを。
この感謝や後悔を、僕はこの先、一生忘れない。忘れてはならない。
絶対に忘れない。
そろそろ、自分なりのケジメを付けてこようと思っている。 彼女だけを混じり気無しに想えるよう。 僕の、残してきてしまった自分自身を、拾ってこよう。 心置きなく前だけを見られるように。
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