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日々。
サイ
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2002年05月09日(木)
恋に落ちる。

5月7日、夜中。
彼女と会った。二度目。

いろんなこと話して、いろんな表情を見て。
僕も何時の間にか惹かれた。

こんな風にドキドキするのはどれくらいぶりだろ?
忘れてた。
触れたくても触れられない。
目を、見つめ返せない。

彼女がこっちをずっと向いてるの、知ってる。
時々、チラと見ると、満面の笑み。
笑顔に屈託がない。
良く笑う。
何でそんなに笑顔なの?って聞いたら。
一人にしか見せないよ?だって。


朝、帰りのホーム。彼女の家の近くの駅。まだ帰りたくなくて。
でもお互い仕事で。
わかってたけど『やだ。』って駄々こねた僕。
次の電車には乗るって決めて、
首の後ろに顔を寄せた。
いい匂い。SAMRAI WOMAN。
これからの僕のお気に入りの匂いになるだろう。

時間ギリギリで、僕からやっと求めたキス。
彼女が噛んでたグレープフルーツガムの味がした。
甘い。
「もう一回」
やらかい口唇と頬。
僕がうまく笑えないのは、緊張してるせいだ。

「初めて“恋をする”んじゃなくて“恋に落ちる”感覚をあなたに感じました。初恋?」

彼女がくれた、言葉の一つ。
「私きっと、すっごい好きになっちゃいそうかも。」

うん。僕もきっとそうなるよ?
まだ、始まったばかり。
「好き」をこれからゆっくり育てよう。


機嫌は最高潮。
だって仕事でお客さんにもてまくっちゃったもん。
「あなた可愛いわねぇ〜」ってさ。
男だと思ってるのか女だと思ってるのか知らんけど。笑
痩せたんだ。制服のパンツが、ピッタリだったのが、
余裕できたの。やったーっ