７年前の秋に意気投合した４組のつがいでご近所の会を続けている。結成して早々ロンドンに赴任し、６年の任期を終えて今年帰国したＹ家に、久しぶりに４組そろうことになり、早めのクリスマスをお祝いした。

当時結婚していたのは４組中２組で、子どもは一人もいなかった。７年の間にもうひと組が結婚し、女の子が次々と生まれ、５人になった。６才、５才、４才（わが家のたま）、２才、１才。たまは５人娘の真ん中にいる。二代目である子どもたちが仲良く遊んでいるのを見るのは、何ともうれしい。「７年前には考えられなかった光景だよねえ」としみじみ。家族ぐるみのおつきあいが子の代孫の代と続けばいいなと願う。写真は、クラッカー状のプレゼントを、手を交差させて、いっせーのーで、で開けるところ。小さな音を立てて包みが開くと、中からクリスマスオーナメントが現れる。

７年でいろんなことが変わったけれど、変わらないのは、初対面のときからの居心地の良さ。知的好奇心を刺激する話題豊富な人たちで、どんな話題を振っても、快音を立てていい球が返ってくる。「このメンバーで飲むために取っておいた」という1970年のヴィンテージ・ポートを開ける。そして、空ける。大人８人の中に1970年生まれが３人。あとの５人もプラスマイナス数才といったところで、「我々と同世代のワインだ」「それは古い」「いやまだまだ若い」「わたしたちも熟成してるのかしらん」などと言いながら飲む。

2009年12月04日(金)　　「鉄」の皆さんとお座敷列車忘年会（鉄道用語修正版）
2006年12月04日(月)　　マタニティオレンジ37　ＬＥＧＯと想像力　
2004年12月04日(土)　　『父と暮せば』＠岩波ホール
2002年12月04日(水)　　カブレラ