2008年08月24日(日)  マタニティオレンジ326 あかちゃんとポポちゃん

大学の応援団時代の後輩カジカジ君とマサコさん夫妻の愛娘ヨウコちゃんは、娘のたまより1年と2日後に生まれ、今日で2才。一家でわが家に来てくれて、ささやかな合同誕生会ランチをする。結婚を機に九州から上京したマサコさんとはカジカジ君のお嫁さんとして知り合ったのだけど、妊娠中に何度か一人で遊びに来てくれ、「一年後はこんな感じなんですね」とたまを見て想像をふくらませていた。マタニティビクスにも励み、おなかの大きな時代をしっかり楽しみながら出産の日を心待ちにするたくましい妊婦さんだった。予想通りの安産で、子育てもマイペースに取り組んでいる様子がメールのやりとりで伝わっていたけれど、なかなか会う機会がなく、生まれて一年経ってようやく再会そしてヨウコちゃんとの初対面となった。

わたしのペンフレンド、ドイツのアンネットから誕生日に贈られた赤ちゃん人形「ポポちゃん」のお世話ごっこに夢中のたまは、本物の赤ちゃんに興味津々。普段は甘えてばかりのくせに、後輩の前ではスプーンで上手に食べるところを見せつけたりする。だけどまだ一緒に遊ぼうと誘うほど気はきかず、むしろ無邪気な一歳児の予測不能な動きに戸惑い気味。たまとヨウコちゃんの顔合わせは交流のない平行線のまま終わった。ところが、一家が家に帰ってから、たまは「あかちゃん またくる?」を連発。そんなに気になるんだったら、うちにいるうちに一緒に遊べばよかったのに。人形と違って思い通りに動いてくれない赤ちゃんは、2歳児の手に追えないらしい。

ポポちゃんは妙にリアルで、目は青いし、頭はスキンヘッドだし、子どもには怖いかなと思っていたのだけど、慣れるとかわいげが出て来てきた。たまはおんぶにだっこ、おっぱいをあげたり着せ替えをしたり変なポーズを取らせたり、赤ちゃんのお世話というより子分をおもちゃにしているような感じだけど、仲良く遊んでいる。ポポちゃんというのは保育園にいるお世話人形と同じ名前。保育園のポポちゃんはいかにも日本の赤ちゃんで、黒髪もちゃんとある。

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