2008年03月31日(月)  マタニティオレンジ260 12歳のせらちゃんは同世代!?

『パコダテ人』以来親しくおつきあいしている前原星良ちゃんとせらままのお宅に、先週の土曜日、一家でお邪魔した。ひまわり保育園ひよこ組の古田まゆちゃんを演じた星良ちゃんも四月からは中学生。進研ゼミの広告で見せた利発なイメージ通り、難関校に合格した。受験後の燃え尽きた虚脱感を「星良の賞味期限は切れた」と称し、ひたすら腐った数日後の心境を「味噌になった」とたとえたそう。味噌ならぬ三十路の後半を下りつつあるわたしが「賞味期限が切れた」と言っても事実にしかならないのだけど、星良ちゃんが言うと詩になる。子どもらしい無邪気さを残しながら着実に大人になっていく星良ちゃんは、わが娘たまのお手本にしたい存在。先日ひさしぶりに星良ちゃんに会った木下ほうかさんは一瞬誰だか分らず、「どなた?」と聞いた後で、「ええ年の取り方してはる」と感心していた。

たまが星良ちゃんに会うのは、今日で四回目。豚のPちゃんを見に行く会でしっかり遊んでもらったたまは、星良ちゃんの顔をちゃんと覚えて、写真を見せて「星良ちゃんどこ?」と聞くと指差してみせる。たまにとっても憧れのお姉さんのよう。建て替えてまだ一年というピカピカの広いおうちで、星良ちゃんの部屋がいちばん落ち着くらしく、星良ちゃんと二人きりにしても機嫌よく遊んでいた。ベッドに上げてもらったり、電卓をたたかせてもらったり。いちばん気に入ったのはバランスボール。腹這いになって乗っけてもらって弾んだり、廊下を大玉転がししたり。12歳の星良ちゃんと1歳7か月のたまの年の差は10歳。36歳違いの母親に比べたら同世代のようなものかもしれない。

すっかりリラックスしたたまは、せらままの手料理(五目寿司のおにぎり、鶏の甘辛煮、ミネストローネスープ、大根とトマトとアボカドのサラダ、ピザ)ももりもり食べ、食後の花見でもおおはしゃぎ。唯一の弱点だった大型犬(体重15キロ)のミズナちゃんのことも克服。最初は「バイバイ」と逃げ惑っていたのだけれど、別れ際にはおそるおそる手を差し伸べてなでていた。それ以来、茶色い大型犬を見ると、「ミジュ〜」と呼びかけるのが微笑ましい。

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