2008年02月20日(水)  整骨院のウキちゃん4 「ティ」ってどうやって打つの?編

日記を読んだわたしの友人たちの間で人気沸騰のウキちゃん。「毎日書いて」の声もあるほど。そしたらわたしの日記はどうなるの。「ウキちゃん、ブログやらないの?」と聞いたら、「ふふふ、やるんですよ」。間もなくオープンする整骨院のサイトのキラーコンテンツとして準備中とのこと。「3月からやります」というので、手軽にはじめられるブログなのに、なぜそんなに先なんだろと疑問に思ったが、ウキちゃん、どうやらパソコンが苦手らしいことが今日わかった。

「院長、ティってどうやって打つんですか?」とパソコンに向かうウキちゃんの声がして、診療中のわたしは思わずネタ仕入れ体制に。
ウキちゃん「なんか、あたしが打つと、チィってなるんですけど」
院長「ティはTHI(ティー・エイチ・アイ)だよ」
ウキちゃん「あ、出た」
院長「出た、じゃないよ、まったく」
こういうときの「出た」といい、ウキちゃんの反応は面白くてかわいい。以前、お兄ちゃんに借りた車をぶつけてしまったのが言い出せなくて困っていたときのこと。お兄ちゃんに「お前、ぶつけだだろ」と言い当てられ、思わず出た一言は、「正解」だったとか。

わたし「ウキちゃん、ティって打てなくて、今までどうやってたの?」
ウキちゃん「いやー、なんとかやってきました」
わたし「ティが打てないことはディも打てないわけだよね? ディズニーランドって打てなかったんだよね? 調べたくても検索できないじゃん」
ウキちゃん「そういうときは、院長にディズニーランド調べてよって言って、やってもらってました」
わたし「友だちに、ディズニーランド行こうよって誘うときは?」
ウキちゃん「携帯はひらがな入力なんで」
そのやりとりを聞いていた院長が、「ああっ」と思い出した。
「ウキちゃん、それで、カルテ入力やらなかったのか!」
「ばれました?」
手書きのカルテをパソコンに入力する作業で、ウキちゃんが何枚かどけたカルテがあったのだが、それは「NTT」などティが入っているものだった。「エヌティーティー」とルビが打てないので、入力を放棄していたというわけ。
ウキちゃん「エヌまでなら打てるんですけどね」
院長「自慢になんないよ」
ウキちゃん「でも、THIってティって読まなくないですか」
わたし「そういや、チィになるって言ってたけど、どうやって打ってたの?」
ウキちゃん「TYI(ティー・ワイ・アイ)です」
院長「それこそティって読まねえよ」
わたし「え? TYIでチィって出るんだ」
ウキちゃん「知りませんでした? 覚えといてください」
院長「何いばってんだよ」
こんなウキちゃんのブログ、何が飛び出すか楽しみだけど、五十音を綴るところから始めるわけだから道のりは長い。何はともあれ、30才になる前にティが打てるようになってよかった。

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