2007年11月22日(木)  マタニティオレンジ205 たま15/12才ではじめて歌う

7周年目の結婚記念日の今日、娘のたまは15/12才になった。月例(齢)誕生会はしなくなったけれど、たまを孫のように可愛がってくれている京都のメグさんから手作りのアップルタルトとミネストローネスープが届いた。通販で取り寄せたシャンパンで乾杯して、ささやかな家族だけのお祝いをした。

この一か月もたまは毎日「こんなこともできるんだ」と驚かせてくれたし、本人も「こんなことができるのよ」と得意げな顔をするようになった。音楽やわたしの言葉など耳からの情報によく反応する。爪を切るときに「ちゅめちゅめちゅめちゅめちゅめを切る〜」といまいまさこ作詞作曲ソングを歌っているのだが、先日、「たま、そろそろ爪切らないとね」と言って、この歌を歌いながら爪切り鋏を取りに行ったら、たまが両手の指先をつんつんと合わせ、爪を指していた。何気なく歌っている歌でもちゃんと聞いている、覚えている。ituneに取りこんでパソコンから流しているあそび歌へも、一曲ごとに違う反応を見せるようになった。手をたたく歌、腰を振る歌、首を振る歌、足を踏みならす歌……覚束ない動きながらも、たまなりに振り付けを変えているのが微笑ましい。いちばんノリノリになってくれるのは、わたしが作詞したJAソング『長生トマトの歌』で、これがかかると、取りつかれたように激しくツイストし、「イエーイ」の歌詞に合わせてバンザイする。

音楽への反応を体で示すことができるようになり、それがうれしくてうれしくて、手足を動かしている。そんなたまを見ながら、英語のシャワーを浴びていると英語が口をついて出るように、音楽のシャワーも心を潤す雨となっているものなのだろうかと素朴な疑問を抱いていたのだが、昨日、その疑問に答えるような出来事があった。ituneであそび歌を流していたら、あそび歌が終わり、その続きに入っていたオーボエ奏者・渡辺克也さんのアルバム『ニュイ・アムール〜恋の夜』が始まった。それまで曲に合わせて踊っていたたまが、ぴたりと動きを止めた。さすがにクラシックでは踊りづらいよねと思い、もう一度あそび歌をかけようとしたそのとき、「アーアーアアーアー」と曲に合わせてたまが歌い出した。「オー」と掛け声のような反応を示すことはあっても、抑揚をつけて歌うということは初めてだったので驚いたのだが、その節回しは明らかに曲を真似ていて、オーボエの響きにシンクロしていた。メロディが体にしみこんでなければできない芸当である。ヘンデルの『私を泣かせてください』。再生回数は80回と表示されている。たまがおなかにいる間にいちばん多く聴き、産まれるときも聴いていた曲だった。

2006年9月12日 マタニティオレンジА,なかの赤ちゃんは聞いている

2006年11月22日(水)  何かとめでたい「いい夫婦の日」
2002年11月22日(金)  ザ テレビジョンお正月超特大号

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