2007年04月10日(火)  マタニティオレンジ105 産後の腰痛とつきあう

応援団時代の後輩かじかじ君のお嫁さんが訪ねてくる。8月にはじめての出産を控え、マタニティオレンジを読んで予習しているのだとか。かじ嫁さんにも、昨日会った6月出産予定の元同僚G嬢にも、ひと足お先に産んだわたしは先輩風を吹かせて、おすすめのグッズを紹介したり、トラブル対処法をアドバイスしたりしている。これまでは「出産後、けっこうすぐ遊びに出かけたよ。家にこもってると退屈だし」などと得意げに話していたのだけれど、最近は、「産んでしばらくはおとなしくしてたほうがいいみたい」と言うようになった。そのうちおさまるだろうと思っていた産後の腰痛が一向に良くならず、半年以上経ってもまだ残っているのだ。もともとわたしは腰痛持ちではなかったし、明らかに妊娠・出産の置き土産なのだが、産後調子に乗って無茶をしたツケだと思われる。

助産院での一週間の入院を追えて帰宅した二日後、母に子守を頼んで映画を観に行った。『あの子を探して』が近所の三百人劇場のスクリーンでかかるとあって、これは是が非でもと駆けつけたのだが、二時間を越える上映の最後のほうは座っているのが限界なほど背中から腰が疲れた。自分のペースでやりたいから、と母には一週間で大阪に帰ってもらい、首のすわらない新生児を抱きかかえて買出しに行かけた。通りすがりの年配のご婦人に「こんな重いもの持ったら、後で響くわよ」と声をかけられ、「鍛えてますから」と威勢よく答えたが、ご婦人の心配は予言となって見事的中。今頃になって「ひと月は寝てろというのはほんとだったか……」と悟っても、後の祭り。

腰痛に効くという温熱シップやスポーツ用テーピングなどを片っ端から試したけれど、効果なし。もぐさを燃やす赤外線でリンパの流れを良くするという療法に最近通い始めた。ここは、手の空いた人が子守りを引き受けてくれ、わたしが施術を受けている間、ずっと抱いていてくれる。整体やマッサージを受けようにも、子連れだとなかなか行き辛かったので、これはありがたい。リラックスすることだけに集中できる一時間は、横たわっているだけでも体に溜まった疲れが和らいでいくよう。わたしの体を触診した施術者は「むち打ちになったことあります?」と聞く。それほど首の後ろが板のようにパンパンに腫れているのだという。「首は痛くなくて、腰なんですけど」と言うと、「首はあまりにひどくて痛みが麻痺しているんです」。実際、施術後は首の後ろの痛みを自覚するようになった。とにかく、腹筋はぶよぶよで全然戻っていないし、体は冷えているし、満身創痍の状態だと脅される。かえすがえすも自分の体力年齢を過信した無謀な産後生活を反省。

もぐさ療法のおかげ(?)で、今は首から腰までが痛みベルト地帯となっているが、子どもが起きているときはだっこ、寝ているときは座りっぱなしでパソコンを打つ生活は、傷口に塩を塗りこむようなもの。せめて体への負担を少なくしよう、とスリングを卒業し(娘が軽いうちは良かったけれど、8キロ級になると肩が凝る)、たて抱きできて両手が空くだっこひもに。さらに、中のウレタンがすっかりスカスカになっている椅子の張り替えを検討。「ウレタン」を検索していたら、椅子生地の中のウレタンではなく、低反発ウレタンを使ったクッションを見つける。介護用品を扱う
セラピーショップ
の「車椅子専用クッション」で、「良好な体圧分散性 高密度でありながら低硬度のウレタンフォームを使用していることから体圧分散性が良好です長く座った時の疲労を軽減」と説明がある。車椅子に座りっぱなしでも疲れないというのは説得力がある。加えて、一枚7000円という0ひとつ多い強気な値段にも自信がうかがえ、購入。確かに座り心地は飛躍的に向上。映画館や劇場でも、椅子が悪いとすぐにおしりが痛くなってしまうけれど、このクッションを持っていけば快適かもしれない。

腹筋をはじめ筋力が落ちているから首やら腰やらに負担がかかっているらしく、筋力を鍛えることが腰背筋首痛の回復を助けるという。歩くときはおなかに力を入れ、たまをあやしがてら足の間に挟んで腹筋に励んでいるが、果たしていつまで産後のツケを払わされるのやら。もはや産後ではない、と思っていたのに……。

2004年04月10日(土)  大麒麟→Весна(ベスナー)
2002年04月10日(水)  なぞなぞ「大人には割れないけど子供には割れる」

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