2006年12月05日(火)  石井兄弟社の忘年会

金融コンサルティングと幼児教育を手がける石井兄弟社の忘年会に参加。社長の石井至氏は釧路出身。「北海道に縁のある作品が多いから」という理由で、2年前、六本木ヒルズクラブのディナーをごちそうしてくださった奇特な方。会社の忘年会といっても社員はごく一部で、石井人脈の交流会の様相。例年案内メールを一斉送信していたのだが、今年はア行から順に一通ずつ個人宛のメッセージを添えて送ったところ、異様にレスポンスが良く、カ行あたりで定員に達してしまった。というわけで、席次表を見ると、ア行とカ行の人がほとんど。「マスよりも一対一のマーケティングが有効であるとあらためて確認できました」と石井氏。

「シェ松尾のフルコースディナーとワイン飲み放題」に惹かれた人も多かったようで、わたしもその一人。フレンチなんてひさしぶり、というより、出産以来、ワイングラスを傾けることもナイフとフォークをカチャカチャすることもなかなかないし、シャンデリアやふかふかの絨毯も遠い存在。たまに華やいだ場所に繰り出すと、浮世離れした気持ちになる。

友人で石井氏の元部下のナカジ嬢以外は知らない人ばかりだが、左隣エリアの金融関係者さん達も右隣の週刊朝日の記者さんもその向かいの石井さんの部下の幼児教室の先生も楽しい方々で食事がおいしく進む。ななめ前方の長髪の方が一種独特の空気を醸していて「ミュージシャンか画家か」と気になっていたら、ショータイムになると目の周りをラメで縁取って舞台に登場。掟ポルシェという芸人さんだった。もとはミュージシャンらしいが、テレビ東京の深夜番組の「東海道五十三次の川をフンドシで泳いで渡り、男気を見せる」という企画(番組は終了し、DVD化が決定)で知る人ぞ知る存在に。石井氏が大ファンということで、今夜の出演と相成った。「川幅180メートルでも、流されると1キロ」などと番組裏話で会場を湧かせた後、「今からこのハンガーを力いっぱいくぐりぬけます!」と宣言。他には「さんま丸呑み」芸があるらしく、「男気」がこの人の芸風のよう。写真は肩でつかえたハンガーを石井氏に引っ張ってもらっているの図。無事くぐり抜けたかどうかはさておき、過去には「改札を全裸で走り抜ける」企画をやったとか。

前菜は「オマール海老の冷製ロワイヤル デュバリー婦人風 フレッシュキャビア添え」、メインの魚料理は「本日入荷鮮魚のポワレ フランス産野生の茸添え サフランソース」。肉料理の「仔羊背肉のロースト 季節の野菜添え 仔羊の旨みのジュ バジリコ風味」は、体重130キロだった石井氏が「ワカメと羊肉で50キロの減量に成功」したことに由来。50キロといえば、わたしとたまを合わせた重さに匹敵。とんでもない重さだ。羊肉はあまり好きではないけれど、今夜のは「羊」と言われなければわからないほど臭みがなく、それでいて牛のように脂っこくなく、これはうまい。デザートの「フロマージュブランのムースとグレープフルーツのコンフィ 苺のクーリーソース」は苺をふんだんに使い、贅沢ながら軽やかな後味。メニューの絵は松尾氏の手によるもので「K.MATSUI 1983」のサイン入り。「シャガール風ですねえ」と噂する。

久々のフレンチを堪能したというのに、体がすっかり和食党になったのと、母乳育児による万年空腹のせいで、コーヒーを飲み終えると「ご飯が食べたい」モードに。帰ってからご飯を二杯食べる。

2004年8月10日 六本木ヒルズクラブ

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