2006年09月29日(金)  金太本、ついに出版。

日本イラン合作映画『風の絨毯』で三國連太郎さんが演じた中田金太氏は実在する人物。飛騨の匠たちの技術を後世に伝えるため、一台3億円かかる飛騨高山の祭屋台を8台造らせた「平成の若旦那」。今でこそ大成功者だが、少年時代は大変な貧乏で苦労を重ねてこられた。あちこちに丁稚奉公に出されて「五人の父」に育てられたエピソードは、プロデューサー・益田祐美子さんの『風の絨毯』舞台裏本『私、映画のために1億5千万円集めました。』(角川書店)でも触れられているが、「金太さんの話だけで一冊の本になる!」と思い立った益田さん、金太本の企画を立ち上げ、出版社を探し、周囲を巻き込み、わたしも執筆をお手伝いすることに。映画にしろ本にしろ、「作りたい!」と思ったら即行動し、実現させてしまうのが魔女田パワー。でも金太本の出版までは少々手こずり、当初の予定から一年あまりずれ込んで、ようやく毎日新聞社より『わしゃ、世界の金太! 平成の大成功者と五人の父』(高山秀美著 1400円+税)のタイトルで出版される運びとなった。「出会いは宝、財産」と語り、人との縁を幸せにつなげて、名前のごとく現在の成功をつかんだ金太さん。「男おしん」のような波乱万丈の半生は、映画やドラマで観てみたい気もする。本がベストセラーになれば、現実になるかもしれない。そして脚本はわたし!?

金太氏と秀子夫人を迎えて今夜東京・如月会館で開かれた出版記念パーティは、ベビーシッターのあてがなく出席を断念。帯と序文を書かれた三國連太郎さんがすばらしく胸を打つスピーチをされたそうで、電話で報告してくれた益田さんいわく「今までに聞いた三國さんの言葉でいちばん良かった。あれは魂がこもっていたわね」。それが聞けなかったのは残念。この春出版された自叙伝のタイトルにあるように『生きざま、死にざま』にこだわる三國さんが惚れ込んだ金太さんの生き様、ぜひ手にとって読んでください。

2005年09月29日(木)  レストランJ→カフェ・プラハ→レストラン・キノシタ
2002年09月29日(日)  『パニックルーム』→餃子スタジアム→出社の長い日曜日

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