2006年03月17日(金)  弘前劇場公演2006『職員室の午後』

SRTAYDOG出身の古川康大君が出ている弘前劇場の『職員室の午後』を観る。作・演出の長谷川孝治さんのことは、去年、同じく古川君に案内をもらって観に行った『FRAGMENT F.+2』で知り、なんだこのセリフのうまさは!と舌を巻いたので、今回も期待を膨らませ、芝居通のアサミ嬢を誘ってザムザ阿佐ヶ谷へ。この小さな劇場、芝居小屋のにおいがあって、好き。

とある高校の三年生の職員室で先生たちが延々と話をする。舞台上で流れる時間は現実のリアルな長さであり、会話の内容もとてもリアル。ありそうな話題、ありそうなリアクション、ありそうな展開。なのに飽きない、目が離せない。指導教科、係まで設定されたそれぞれの登場人物は、「本当にこういう人いるいる」というリアリティを肉付けされ、喋っているセリフは生身の人間の声として響いてくる。そこに登場しない、彼らが噂している生徒や先生も、どこかで存在していると信じられてくる。言葉の応酬だけでこんなにドラマティックな芝居が作れてしまうんだなあ。「いんやぁー、面白かったっすー」とアサミ嬢も絶賛。体育教師らしく頭を丸めた古川君の熱演も光っていた。

アフターシアターは、駅前から続くスターロードという昭和の香り漂う路地を抜けた住宅街の中にあるタイ料理『ピッキーヌ』へ。二階に上がって靴を脱ぎ、足を崩してちゃぶ台に向かう。友だちの家に来たみたいな居心地のよさと本格的な味に、大満足。今度ザムザで観劇するときも、また来よう。


弘前劇場公演2006 『職員室の午後』
【キャスト】
村松四郎(理科〈物理〉教務)……福士賢治・長谷川等
岡枝竜也(数学〈代数〉生徒指導)……山田百次
西一(体育〈水泳〉生徒指導)……古川康大
神成誠二(英語 渉外)……鈴木真
北山宗介(理科〈物理〉学校訪問)……高橋淳
遠藤崇(理科〈化学〉進路指導)……永井浩仁、
分田上良平(理科〈生物〉教育実習生)……林久志
金子公子(事務員)……濱野有希
藤田涼子(国語〈上代〉学担)……青海衣央里、
坂上耐子(保険外交員)……櫻庭由佳子・斉藤蘭
平出敦子(社会〈倫理〉教育実習生)……平塚麻似子・工藤早希子
【スタッフ】
作・演出/長谷川孝治
舞台監督/野村眞仁・中村昭一郎
照明/石黒真紀
舞台美術・音響/石橋はな
装置/鈴木徳人
制作/有限会社弘前劇場

2005年3月21日 弘前劇場+ROGO『FRAGMENT F.+2』

2002年03月17日(日)  『風の絨毯』高山ロケ2日目 イラン式撮影現場

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